わいせつ等事件簿

受刑者に「死ね」などの不適切な発言をしたとして松山刑務所の男性刑務官が6日、減給処分を受けました。

減給処分を受けたのは松山刑務所に勤務する男性刑務官(29)です。

松山刑務所によりますと、この刑務官は去年3月から11月にかけ、複数の受刑者に対し「死ね」「お前らみたいな犯罪者のいうことは信じられるか」など、不適切な発言をしたとしています。

この不適切な発言は受刑者が釈放される際に申し出て発覚。男性刑務官は「いっときの感情で発言した」などと暴言を認めていて、刑務所は「減給100分の20、3か月」の処分にしました。
 
萩生田光一文部科学大臣は、5日の参院予算委員会で、今治市にある学校法人加計学園岡山理科大獣医学部の入学試験で韓国人受験生が不当に扱われたとする週刊文春の報道を受け、大学側に事実関係の確認と速やかな回答を求めたと明らかにした。回答について国会に報告する考えも示した。

また、萩生田大臣は「一般論として、入学者選抜は公正かつ妥当な方法で行うことが求められている。合理的理由なく出身地域、居住地域等の属性を理由に一律で取り扱いの差異を設けることは不適切だ」と述べた。

今週発売の週刊文春は、獣医学部獣医学科が去年秋に実施した推薦入試で国人受験生8人の面接試験が一律で0点とされ、全員が不合格になったと報じた。
愛媛県警松山東署は4日、18歳未満と知りながら少女に淫らな行為をしたとして、松山市土居田町の市立城西中教諭、重見建樹容疑者(24)を県青少年保護条例違反の疑いで逮捕した。「間違いありません」と容疑を認めている。
 逮捕容疑は2018年3月11日ごろ、市内のホテルで少女に淫らな行為をしたとしている。今年2月下旬に少女の父親から署に相談があり、発覚した。
 松山市教委は同日記者会見し、藤田仁教育長は「教員としてあってはならない行為。臨時休校で大きな負担をかけている最中に逮捕事案が発生したことを心からおわびする」と陳謝した。市教委によると、重見容疑者は18年に採用され、現在は社会科教諭として1年生の担任をしている。勤務態度は「礼儀正しく真面目」という。事件当時は、松前町立松前中に講師として勤務していた。5日夜に保護者説明会を行う
中村時広知事は3日、愛媛県庁で会見し、新型コロナウイルス感染拡大防止に向けた臨時休校の影響を緩和するため、4日から主に小学校低学年を平日日中に学校で受け入れるといった支援を行うと発表した。
 県や市町の教育委員会は、感染症対策を徹底した上で、やむを得ない事情で日中に家庭で過ごせない児童生徒を学校で受け入れる。教職員が見守る中、教室や校庭、体育館を開放。特別支援学校でもスクールバス運行や学校看護師によるケアなど学校での受け入れに柔軟に対応する。臨時休校中もスクールカウンセラーが相談対応。放課後子ども教室もニーズに応じ開設の日数や時間を拡充する。
 県が取りまとめた学校での受け入れニーズ調査では、県全体の平均で希望者は小学生で2.8%、中学生で0.1%。学校に子どもが殺到する状況は想定していないという。
 今治市教委は、児童クラブから要望があれば教室を開放するよう市内小中学校に通知した。市教委は、臨時休校で児童クラブ利用者が増えると想定。人手不足などに応じた教職員の協力を認めている。
 松山市では小学1、2年生と特別支援学級の希望者を午前8時~午後3時に小学校で預かる。児童クラブ利用者は対象外。送迎や弁当・飲み物の持参が必要。市教委によると、3日午前時点で市内53校中51校の計490人が希望した。
 西条市は小学1~3年生と小中学校の特別支援学級の児童生徒を19日までの平日午前8時~午後4時半に預かる。臨時休校中、平日の児童クラブ受け入れが午後2時半からであることや、普段は児童クラブを利用していない家庭に配慮した。砥部町は平日午前8時~午後3時。預け先がないなどやむを得ない事情がある場合、各校で預かる。
 中村知事は県や市町の移動図書を子どもらに貸し出すほか、貧困家庭の児童生徒への給食相当額を補助すると発表。給食中止で廃棄される食材の損失穴埋めなども検討する方針も示した。