わいせつ等事件簿

愛媛県松山市の石手川ダムの貯水率が低下していることから、松山市公営企業局は29日から5日間、水道から出る水の量を25%減らす減圧給水を始めました。

石手川ダムの貯水率は、29日午後5時半現在で65.9%と平年より20ポイント以上低くなっています。

このため石手川ダム渇水調整協議会は、29日から上水道で5%、かんがい用水で10%、農業用水で72・7%の取水制限を始めました。

ダムからの取水制限に合わせて、松山市公営企業局ではき29日から5日間、上水道の給水圧を25%下げる給水制限を始めています。

給水制限は実際に水道から出る水の量を制限するもので、各家庭へも節水を呼びかけています。
26日朝早く、松山市の障がい者施設で入居者の30代の男が女性を刃物で脅し、けがをさせる事件がありました。 男は刃物を持ったまま逃走し、警察が捜索を続けています。 26日午前7時前、松山市西石井の障がい者施設で入居者の30代の男が50代の女性に刃物を向けて脅し、左手に切り傷を負わせました。 男は刃物を持ったまま逃走し、警察は現場を中心にJR松山駅など市内の広い範囲で警戒にあたっています。 松山市教育委員会は市内の小・中学校に注意を呼びかけていて、現場近くの小学校では見守りの保護者を増やして集団下校する様子も見られました。 逃走中の男は身長180センチくらいのがっちりした体型で、緑色のトレーナーに紺色のズボンを履いていて、警察が情報提供を呼びかけています。

交通死亡事故相次ぐ

2021/04/26 08:36

昨夜、松山市で自転車とタクシーが出会い頭に衝突し、高齢男性が死亡したほか、きょうは、今治市で自転車に乗った高齢男性がトラックにはねられるなど、交通死亡事故が相次いでいる。 きのう午後6時過ぎ、松山市味酒町の市道交差点で、自転車に乗って道路を横断していた松山市本町6丁目の岡田光之さん(75)がタクシーと出会い頭に衝突した。この事故で岡田さんは頭などを強く打ち、市内の病院に搬送されたが、およそ3時間後に死亡した。 今治市菊間町では、きょう午前4時45分頃、国道196号を自転車に乗って横断していた、近くに住む山崎公一さん(76)がトラックにはねられた。山崎さんは松山市内の病院に救急搬送されたがおよそ3時間後に死亡した。現場は、信号機や横断歩道がない片側一車線のゆるやかなカーブで、警察が事故の状況を調べている。

25日、松山市の高齢者施設で火事があり入居者と職員16人がのどに軽いヤケドなどを負い病院で手当てを受けた。

いずれも命に別状は無く、警察と消防が火事の原因を調べている。

25日午後4時半ごろ松山市南吉田町のサービス付き高齢者向け住宅“あさなぎ”で「1階から出火した」と消防へ通報があった。

火はおよそ40分後におおむね消し止められたが、この火事で鉄筋コンクリート2階建ての施設のうち、1階部分およそ260平方メートルが焼けた。

当時、施設には70代から90代の入居者14人と職員2人がいたが、火事のあと全員が施設の外に避難した。

その際、高温の煙を吸い込みのどに軽いヤケドを負うなどしたため全員が病院で手当てを受けた。

いずれも命に別状はないという。

警察と消防は26日朝から実況見分を行い、火事の詳しい原因を調べることにしている。
 
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、愛媛県新居浜市が職員の歓送迎会自粛を決めた翌日の4月1日に、建設部国土調査課の職員12人が市内の飲食店で歓送迎会を実施していたことが、わかった。石川勝行市長は「危機意識が周知徹底されていなかった。市民に申し訳ない」と陳謝した。 
 石川市長らによると、中村知事が3月31日の記者会見で「新年度から当面、県庁の歓迎会を見送る」と発言したのを受け、石川市長が「市職員も歓送迎会を当面自粛」と決定、31日夜に各部署に一斉通知した。
 だが、4月1日に国土調査課から「今晩会合を予約済み。キャンセルした方がいいか」と相談を受けた市危機管理統括部長(ウイルス感染症対策担当)は「店の支援も必要」と開催を了承。歓送迎会は午後6時頃から約2時間開かれ、卓上の仕切りなどもなかったという。
 新居浜市では、県独自の「特別警戒期間」中の3月30日に消防本部職員12人が歓送迎会をしていたことも明らかになっている。いずれも感染者は確認されていないが、石川市長は「市民に自粛を要請しながら、職員に例外を認めた形で、反省している」と話した。