わいせつ等事件簿

愛媛県松山市のホテルが2日、新型コロナウイルスの影響で見合わせていた露天風呂の営業を再開しました。このホテルでは、県外からの宿泊予約が増えていて観光需要の回復に期待を寄せています。 松山市末町のホテル、「奥道後壱湯の守」は、先月16日に営業を再開しましたが、露天風呂は、新型コロナウイルス感染防止のため、利用を見合わせていました。しかし、県内で1か月以上、新たな感染者が確認されていないことなどから、2日午後から営業を再開し、早速、地元の住民が訪れ、温泉の湯を楽しんでいました。再開にあたって、こちらの露天風呂は脱衣所の混雑を避けるため使用するロッカーの数を減らし、利用者を男湯と女湯、それぞれ50人ずつに制限しています。こちらのホテルでは、四国や関西を中心に県外客の予約も相次いでいて、今月末には、多い日で20組余りの予約が入っているということです。
6月27日夜、愛媛県新居浜市で東南アジア系の複数の男がベトナム国籍の技能実習生の男性(31)を切り付けワゴン車で連れ去り、現金22万円などを奪い逃走した強盗致傷容疑事件で、県警は1日、逃走した男らが放置したワゴン車の中から刃物を発見していたと発表した。凶器かどうかを捜査している。新居浜署は6月30日まで「凶器は見つかっていない」と説明していた。関係者によると、ワゴン車は群馬ナンバーで、犯人は県外逃走の可能性もあるとみられる。
国際ホテル松山と、その周辺の再開発計画について一部住民の反対などにより、事業継続が困難になっていることが分かった。 松山市一番町の国際ホテル松山は、耐震性不足のため30日閉館し建物を取り壊す。これに伴い、地権者らでつくる再開発準備組合はホテルと周辺あわせて0.7ヘクタールに新しいホテルと高さ99mのタワーマンションを併設した複合施設を建設する再開発計画を進めていた。 しかし、準備組合によると周辺の一部住民から「マンションの高さを75メートルまで下げてほしい」などの要望があるという。これに対し、準備組合は高さを95メートルまで下げたが、住民側と折り合いがつかず、事業継続が困難となっていて、8月に開く準備組合の総会で今後の方針について協議する。 なお、これまでに、この再開発計画に対し、松山市と国からおよそ1億2000万円が補助されている。
今治タクシー事業協同組合(愛媛県今治市、22社)は1日から組合員以外の3社と連携し、市内飲食店のテークアウト商品をタクシーで配送するサービス「タクバリ」を始める。島しょ部を含む全25社が協力し、配送を市内全域に拡大する。  新型コロナウイルスの影響で客足が減ったタクシーと飲食店業界が連携。両業界の新しい収入源につなげるほか、3密対策で不自由な生活を送る市民と飲食店の懸け橋になりたい考え。市の事業費補助金600万円を財源に、配送料のうち1回500円を値引く。