わいせつ等事件簿

少女をホテルに派遣して客とわいせつな行為をさせたとして、神奈川県警少年捜査課は児童福祉法違反(淫行させる行為)容疑で、神奈川県大和市中央の会社員、益田忠長容疑者(35)と川崎市川崎区小川町の風俗店経営、尾崎元英容疑者(38)ら男3人を逮捕した。益田容疑者と尾崎容疑者は容疑を否認。残る1人は容疑を認めている。
 逮捕容疑は、平成28年12月28日午後11時ごろから同29日午後9時ごろまでの間、2回にわたって横浜市中区内のホテルに神奈川県伊勢原市の無職少女=当時(17)=を派遣し、客の男性会社員=同(21)=とわいせつな行為をさせたとしている。
 同課によると、益田容疑者らは客が待つホテルなどに女性らを派遣し、客にわいせつ行為をさせるデリバリーヘルス(派遣型風俗店)を運営していたという。
東京・歌舞伎町で「アイドルの卵などを扱っています」などと大学生の男性に声を掛け、現金約70万円をだまし取ったとして、風俗店の客引きの男2人が逮捕されました。
 沢田石龍二容疑者(29)と野村祥容疑者(30)は去年8月、新宿区歌舞伎町の路上で当時23歳の大学生の男性に「AV女優や女優の卵をたくさん扱っています。ただ、遊ぶには保証金が必要です」などと声を掛け、現金約70万円をだまし取った疑いが持たれています。警視庁によりますと、沢田石容疑者らは、男性から代金としてまず8万円を受け取った後、「アイドルの卵は未成年なので、親への保証料が必要」などと嘘を言って、さらに60万円をコンビニ店のATMで下ろさせてだまし取っていたということです。取り調べに対し、2人は容疑を否認しています。同様の手口による被害はおととし以降、50件以上、確認されていて、警視庁は関連を調べています。
東京・新宿、歌舞伎町のわいせつDVD店が摘発され、無職の男2人が警視庁に逮捕されました。
 逮捕されたのは、新宿区に住む無職の水上奈衣人容疑者(40)ら2人で、25日、歌舞伎町のビルの一室で、わいせつDVDおよそ5200枚を販売する目的で所持したなどの疑いが持たれています。
 水上容疑者は、自ら客引きをした人以外の入店を禁じたり、常に店の鍵をかけたりして、摘発対策をしていたということです。この店からは、2万枚を超えるわいせつDVDが押収されていて、月におよそ200万円の売り上げがあったということです。

北海道警は27日、女性2人にデリバリーヘルス(派遣型風俗店)の仕事を紹介したとして、職業安定法違反の疑いで、スカウト組織の代表で会社役員真田雅(まさし)容疑者(32=札幌市中央区)ら男4人を逮捕した。

 真田容疑者の逮捕容疑は昨年、他の3人と共謀し、札幌市のデリヘル店に20代の女性2人を紹介し雇用させた疑い。道警は4人の認否を明らかにしていない。

 道警によると、組織には約20人が所属し、札幌市の歓楽街・ススキノで女性を勧誘するなどしていた。昨年1年間で250人以上を風俗店に紹介し、約1億2000万円の売り上げがあったとみて裏付けを進める。

他人名義のクレジットカード情報を不正に利用してホテルの宿泊代金の支払いを免れた罪で起訴されている男が、風俗店の支払いに別の女性のカード情報を使った疑いで追送検されました。

 手品用品販売業の森山尚平被告(37)は去年6月、40代の女性のクレジットカード情報を不正に利用し、風俗店の代金2万2000円の支払いを免れた疑いで追送検されました。森山被告は「間違いありません」と容疑を認めています。警察によりますと、女性は詐欺グループが作ったとみられる偽の食料品販売サイトを利用した際、カード情報を抜き取られたということです。森山被告は去年7月、30代の男性のクレジットカード情報を不正に利用し、ホテルの宿泊代金7000円の支払いを免れた罪で逮捕・起訴されています。