わいせつ等事件簿

愛媛県今治市の教育委員会が市内の公立学校に対して、加計学園獣医学部の市民説明会に出席するよう求める文書を送っていたことが分かりました。

 文書には、1月21日に開催された加計学園獣医学部の市民説明会にできるだけ多くの教職員や保護者らの参加を募るよう書かれています。また、生徒数が100人以下の学校には3人、301人以上の学校は5人などと具体的な目安の人数が示されています。文書は市内にある約50の小中学校や高校に送られていて、教職員や保護者ら合わせて180人程度から出席の申し込みがあったということです。市の教育委員会は「動員という意味合いではなく、教職員には獣医学部についてきちんと理解したうえで、進路指導に生かしてもらいたいという思いだった」などとしています。
レデイ薬局(松山市)は22日、愛媛県西条市にドラッグストアの新店「くすりのレデイ 西条北店」を開業した。ショッピングセンター(SC)「フレスポ西条」の敷地内に入居する。売り場面積は約860平方メートルで、営業時間は午前9時~午後10時、共用の駐車場は300台まで収容できる。
 また23日には香川県まんのう町に「くすりのレデイ まんのう店」を開業。スーパーの「マルヨシセンター満濃店」内で営業する。売り場面積は約600平方メートルで、営業時間は午前9時~午後9時、共用の駐車場は94台まで収容できる。
 両店の開業で同社の店舗数は愛媛で107店、香川で43店となる。
松山大学(松山市文京町)の卒業式が20日、同市道後町のひめぎんホールで行われ、大学と大学院合わせ1268人が巣立った。

 卒業式では卒業証書、学位記が授与された後、溝上達也学長が「自信を持って新たな一歩を踏み出してほしい」と激励。卒業生を代表し、経済学部の新階公規さん(22)が答辞を述べた。また、「課外活動成績優秀者」としてリオデジャネイロ五輪陸上女子3000メートル障害に出場した女子駅伝部の高見澤安珠さん(22)が表彰された。
松山市藤原町の私立聖カタリナ学園高校で、女子ソフトボール部監督の男性教諭(30)が2年生の女子部員4人に体罰を繰り返し、うち1人にセクハラ発言もしていたことがわかった。同校が17日夜に会見を開き、同日、事実関係を県に報告したと明らかにした。うち2人は現在も登校できていないという。
 同校によると、昨年4月から監督に就いた教諭は同7月ごろから、部員4人に対し、手のひらや拳で殴ったり、バント練習時に打撃マシンの球を素手で受けさせたりした。また、1人には「彼女にしてやろうか」「女子なんだからむだ毛は剃(そ)らないと」などと発言したという。「部活に来ないなら奨学金を受ける資格はない」「お前たちでは勝てない。退部届を出せ」とも言ったという。
 先月15日に保護者から報告があって同校は把握。教諭は事実関係をほぼ認め、部員や保護者に謝罪した。同校は同18日付で訓戒処分とし、部の指導から無期限で外したが、今も被害生徒のクラスを含めて授業を担当しているという。