わいせつ等事件簿

今治市の菅良二市長(77)は30日、2021年1月31日告示、2月7日投票の市長選に4選を目指して無所属で立候補することを明らかにした。市長選への出馬表明は菅氏が初めて。
松山市は29日、スーパーで万引きをした保健福祉部の30歳代の女性職員を減給10分の1(1か月)の懲戒処分にした。職員は愛媛県警松山南署に窃盗容疑で書類送検され、地検は6月26日付で不起訴処分とした。
 発表では、職員は3月16日、勤務後に市内のスーパーでアルバムや家計簿などを盗んだとされる。職員は署の事情聴取や市の調査に窃盗を認め、「なぜ、かばんの中に商品を入れてしまったのか覚えていない」などと話しているという。
新型コロナウイルスの感染拡大で打撃を受けた愛媛県の宿泊施設への客足が回復傾向にある。松山市の道後地区では9月以降、宿泊者数が前年同期の約8割まで戻った。愛媛県の調査では県内主要施設も同7割の水準になった。四国などを巡る周遊観光や近隣県からの修学旅行が需要を押し上げている。
エフエム愛媛(松山市)など6社は、愛媛県産養殖マダイを使用した「真鯛づくしの茶碗(わん)蒸し」(378円)を11月3日発売する。県内スーパーなど約130店で、約5000個限定で販売する。具材はマダイの切り身のみ8個(計約10グラム)入りと、ぜいたくに仕上げた。新型コロナウイルス感染拡大の影響で出荷減少に苦しむ生産者を支援する。
エフエム愛媛などが企画し、6社が連携した。秀長水産(宇和島市)のブランド養殖魚「食べてみさいや 健康真鯛」の約2キロのマダイ200匹を使用。マルトモ(伊予市)によるマダイのエキスを生かしただしを使い、東予食品協業組合(四国中央市)が製造した。旭食品(高知県南国市)の物流網で販売する。
26日に試食した中村時広知事は「味は確かで具だくさん。県民にもおいしさを味わってほしい」と話している。