わいせつ等事件簿

今年6月に愛媛県今治市で住宅が全焼し、高齢の女性の遺体が見つかった火事で、同居していた50代の三男が放火と殺人の疑いで逮捕です。現場を目撃した家族が当時の状況を証言です。

容疑者の妹:「新聞紙ばらまきよる時に『死ぬんじゃ』とか何とか言よって」

今年6月に愛媛県今治市美保町で住宅2棟が全焼した火事。火元の住宅から森松マサノさん(92)の遺体が見つかりました。しかしこの火事は、放火と殺人の事件だったんです。

逮捕されたのは当時、同居していた今治市大正町の無職森松良和容疑者(58)。警察によりますと森松容疑者は今年6月、自宅に放火し、母親のマサノさんを焼死させた疑いがもたれています。

この事件の現場を目撃していたのが、同じく同居していたマサノさんの娘で森松容疑者の妹。当時の状況を生々しく証言しました。

容疑者の妹:「首を吊って死ぬといって、首を吊って死なずに新聞紙に火をつけ出して、ガスの方に行ったら、そしたら火事になった。お兄さんは台所から火がついて、お母さんの所に行って寝ていました」

森松容疑者と妹は、火事による一酸化炭素中毒のため入院。警察は森松容疑者の退院を待って逮捕しました。
 
愛媛県の警察官採用一次試験で採点に誤りがあったことがわかり、4人が追加で一次試験合格となりました。

愛媛県人事委員会の会見:
「誠に申し訳ありませんでした」

愛媛県人事委員会によりますと、6月に実施した大学卒業予定者対象の警察官採用の一次試験で英語の問題2問で採点に誤りがありました。

試験結果を再度見直したところ、190人の受験者のうち143人の得点に影響があり、合格ラインに届いていた男性3人と女性1人が不合格になっていたこと分かりました。

愛媛県人事委員会はこの4人を合格とすることを決定し、10月上旬に追加で二次試験を行うということです。

試験問題は日本人事試験研究センターから提供されたもので、同じ試験問題を使った静岡と鳥取の警察官採用試験でも同様の誤りがあったということです。
13日午後、愛媛県松山市の青果店で店員に刃物を突きつけ現金を奪おうとした疑いで60代の男が現行犯逮捕されました。

強盗未遂の疑いで逮捕されたのは、松山市緑町の無職篠田一容疑者(61)です。警察によりますと篠田容疑者は13日午後2時すぎ、松山市西一万町の青果店で女性店員に刃渡りおよそ8センチのカッターナイフを突きつけ現金を奪おうとしたものの、未遂に終わった疑いです。

男性店長が篠田容疑者を説得している間に警察が到着し逮捕したということです。
住宅に落書きをしたなどとして、建造物損壊などの罪に問われている男の裁判で、13日、松山地裁は男に執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。

判決を受けたのは、松山市の小学校事務職員吉金謙作被告(42)です。判決によりますと、吉金被告は今年3月から4月にかけ、以前上司だった小学校の校長から勤務態度を巡り指導されたことに腹を立て校長の自宅の壁などにペンキで落書きをしたものです。

松山地裁の高杉昌希裁判官は、精神的ダメージを与えようとした犯行は陰湿で動機に酌量の余地はないものの、示談が成立していて社会で公正する機会を与えるべきとして懲役2年執行猶予4年の有罪判決を言い渡しました。吉金の「吉」は下の棒が長い漢字です。
13日午前、愛媛県今治市のしまなみ海道で、タンクローリーの荷台部分が高架下に落下する事故がありました。タンクローリーを運転していた60代とみられる男性が心肺停止の状態で搬送されています。 消防などによりますと、13日午前10時半ごろ、愛媛県今治市阿方のしまなみ海道で、走行中のタンクローリーの荷台部分が高架下に落下しました。荷台のタンクには醤油などが入っていたとみられ、巻き込まれた人などはいない模様ですが、タンクローリーを運転していた60代とみられる男性が、心肺停止の状態で病院に搬送されています。 この事故の影響でしまなみ海道は、今治ー今治北間の上下線が午前10時45分ごろから通行止めとなっています。