わいせつ等事件簿

第37回全日本空手道選手権大会(正道会館主催)がこのほど大阪市で行われ、国際・如水会館原田道場(松山市)に所属する愛媛大4年の原田一晟さん(21)と福音小学校6年の佐伯姫夏さん(12)がそれぞれ初優勝に輝いた。
旧優生保護法下での強制不妊手術問題で、愛媛県は25日、県内の医療機関1カ所と福祉施設3カ所のカルテなどの記録から、同法に基づいた可能性がある手術が新たに十数件あったと発表した。
 県などによると、十数件のうち6件については個人が特定できる情報や手術記録があった。松山市の医療機関から約10人が不妊手術を受けた可能性があると報告があったが、正確な人数や個人の特定はできていない。
 県は6月、県内で本人の同意を得ずに行われた不妊手術が167件あったと発表。7月に厚生労働省からの依頼を受け、県の統計資料のほかに、医療機関や福祉施設の記録を調査していた。今回は名前などの報告を求めていないため、新たに判明した分が167件に含まれるかどうかは不明。
 別の医療機関2カ所と福祉施設1カ所でも、手術をした可能性があると報告があったが、記録は見つかっていない。
サッカー元日本代表の前園真聖さんがこのほど、テレビ番組収録で西日本豪雨で被災した愛媛県の大洲、西予、宇和島の3市を訪れ、住民らと交流しながら復興を励ました。
 前園さんは昨年5月から1年をかけ、NHK総合で随時放送中の紀行番組「自転車へんろ旅」(NHK松山放送局制作)で、ロードバイクに乗って四国八十八カ所を巡礼した。豪雨災害に際し、2月下旬に訪れた南予のことを気に掛け、本人たっての希望で再訪を決めた。
 宇和島、西予市では、42番札所仏木寺(宇和島市三間町則)にお接待のミカンを届けていたかんきつ農家の園地へ向かった。200本近くの果樹やモノレールが流された土砂崩れの現場を実際に目にし、前園さんは絶句。一方、「おいしいと言ってもらえるミカンを作れるよう、次の世代のためにも、また苗木を植えていく」という農家夫妻の力強い言葉にうなずいていた。
 甚大な浸水被害を受けた十夜ケ橋永徳寺(大洲市東大洲)などにも足を運んだ。各地で被災者の現状や思いを聞いた前園さんは「復興に向けてまだまだ大変だと思うが、みなさんの前向きな姿にこちらが元気をもらった。縁ができた四国のために、少しずつでもできることをやっていきたい」と語った。
 被災地訪問の様子は11月2日放送予定の「自転車へんろ旅」内で紹介される
西日本豪雨の被災者を元気づけようと、愛媛県八幡浜市で県内を中心に活動するプロレス団体が、無料の「復興プロレス」試合を行いました。
愛媛県内を中心に活動する、「愛媛プロレス」は、西日本豪雨のあと、その力自慢と体力を生かして、土砂の撤去などボランティア活動を行ってきました。
22日は、「復興プロレス」と名付けた無料の試合を八幡浜市内の特設リングで行い、沖縄県を拠点に活動している「琉球ドラゴンプロレス」と戦いました。
会場には、西日本豪雨で被災した人たちなどおよそ200人が詰めかけ、「愛媛プロレス」の看板選手、ライジングHAYATO選手が力強く相手を投げ飛ばしたり、華麗な跳び蹴りを披露すると会場からは大きな歓声と拍手がわき起こっていました。
試合が終わるとレスラーと観客全員が「がんばろう、えひめ」と大きな声で叫んで復興への思いを新たにしていました。
自宅が被災した宇和島市の50歳代の女性は「いつもボランティアで頑張ってくれているので応援にきました。プロレスをみるのは初めてですが迫力があり楽しかったです」と話していました。
「愛媛プロレス」のキューティエリー・ザ・エヒメ代表は「被災したみなさんに元気になってもらえるようこれからも活動を続けていきたいです」と話していました。
JKAは21日、愛媛県初となるオートレース場外車券売場を29日に2カ所同時にオープンすると発表した。西条市の競輪場外車券売場「サテライトこまつ」内に「オートレースこまつ」を、西予市の「サテライト西予」内に「オートレース西予」が開設される。