わいせつ等事件簿

第57回愛媛マラソン(愛媛陸上競技協会、松山市など主催)が10日、松山市内であった。全国から集まった1万318人が、晴れた空の下を駆け抜けた。
 この日は午前10時に松山市一番町4丁目の愛媛県庁前をスタートし、市内北部の北条地区を折り返して、城山公園にゴールする42・195キロのコース。ランナーたちはスタートの号砲とともに一斉に走り出し、沿道では、多くの観客が声援を送っていた。
 レースは地元の愛媛銀行(松山市)に所属する中村佳樹さん(24)=砥部町=と大城優衣さん(25)=松山市=が男女そろって優勝。優勝タイムは、中村さんが2時間19分44秒、大城さんが2時間49分24秒だった。初優勝の大城さんは、「一昨年は3位、去年は2位。今年は優勝だけを狙っていたのでうれしい」と話した。
愛媛県今治市本町1丁目の市中心商店街の空き店舗に多彩な店が集う「空想商店街」が9日始まり、洋服リメークやブックカフェ、理髪などの6店が来場者を楽しませている。10日まで。
日本フットボールリーグ(JFL)のFC今治は5日、愛媛県今治市高橋ふれあいの丘のありがとうサービス.夢スタジアム(夢スタ)でキャンプ出発式を開いた。選手、スタッフ35人が、サポーター約20人を前に、宮崎県でのトレーニングでシーズンを戦い抜く体力やチームづくりに励むことを誓った。
愛媛県教育委員会は4日、2022年の全国高校総合体育大会(インターハイ)を四国ブロック4県で開催すると発表した。30競技34種目のうち、愛媛では体操、卓球、ハンドボール、ソフトテニス、柔道、重量挙げ、空手、ボートの8種目が行われる。
 会期は22年7月下旬から8月まで20日間程度。総合開会式は徳島で開かれる。
 県教委保健体育課によると、県内の競技会場は市町や競技団体と協議して決める予定で、現在、市町の意向調査を実施している。17年の愛媛国体・全国障害者スポーツ大会で整備した既存施設を活用する方針で、19年度から準備に入る予定。選手や監督ら約1万人の参加を見込んでいる。
 インターハイの四国4県開催は1971年(主会場徳島)80年(同愛媛)89年(同高知)98年(同香川)以来。東京五輪に伴い広域での分散開催となる2020年は、バドミントンの愛媛開催が内定している。