わいせつ等事件簿

「しまなみ温泉 喜助の湯」は愛媛県内でレジャー・アミューズメント事業を手掛ける「キスケ」が運営している温泉施設。自転車の聖地「しまなみ海道」を訪れる国内外のサイクリストをターゲットに、2017年11月から設備・サービスを拡充している。
 サイクリストが盗難の心配なく、安心して温泉を楽しめるように鍵付きのサイクルロッカーを設置したほか、疲労回復効果があるとされる高濃度炭酸風呂などを導入。さらに24時間営業に変更し、割安な料金で翌朝まで過ごせる仮眠スペースも増設。どの時間帯でも自転車乗りが立ち寄れるよう配慮した。そうした努力が評価され、今回、「日本一サイクリストが集まる温泉」として認定された。
ファミリーマートは2月21日、愛媛県松山市の「ファミリーマート愛媛県庁前店」をインバウンドモデル店舗として展開開始したと発表した。

愛媛県とファミリーマートは、2007年5月に締結した愛媛県との多分野にわたる包括的な協力協定に基づき、ファミリーマート愛媛県庁前店をインバウンド対応のモデル店舗として展開することで合意した。
同店では、「愛媛みきゃんケーキ」(価格:648円)など愛媛県のお土産物(約30品以上)などを取り扱う専用コーナーを設置。
免税サービスにも対応している(県内では3店舗目)。
2月21日から、愛媛県発行の観光パンフレット(4カ国語)を設置し、外国人観光客に愛媛県の観光情報などを発信していく。
愛媛県の特産品であるミカンや伝統工芸品の魅力を知ってもらおうと、観光キャラバン隊が20日、さいたま市北区吉野町の埼玉新聞社を訪れた。
 埼玉など北関東のイオン41店舗では22日から24日まで「愛媛県フェア」が開催され、オリジナルの品種で甘みが自慢の「甘平(かんぺい)」など、最大15種類のミカンを販売する。
 他店に先立ち21日から開催する越谷市のイオンレイクタウンでは、日本一をテーマに、出荷額が全国一の今治タオルや、生産量が国内最大の愛媛パールなどの販売が行われるほか、当日500円以上の購入で道後温泉の足湯体験や、都市伝説にもなった蛇口から出るミカンジュースを飲むことが店内でできる。
社会人や大学の野球部などが、愛媛県西条市で続々と春合宿を始めている。3月末までに19団体約980人が訪れ、地元チームとの交流も予定されている。
 県人4人が所属する太成学院大女子ソフトボール部(大阪府)は、9~14日、丹原総合公園(西条市丹原町久妙寺)で練習に励んだ。24チームが競う関西リーグで昨秋1部3位。今季は済美高校出身の吉良聡乃主将(21)を軸に、リーグ上位定着とインカレ出場を目指す。
 チームは2012年から同市で合宿。長谷川勉監督は、グラウンドの設営や送迎など「サポートが行き届いている」とメリットを語る。毎年合宿中に高校生らを招いた練習会を開いており、今回は香川県などの3校が、和気あいあいとした雰囲気の中で捕球練習に汗を流した。
愛媛県情報公開・個人情報保護審査会(会長・妹尾克敏松山大教授)は20日、県内公立学校を巡る体罰事故報告書(2012年度分)の情報公開請求で、県教育委員会が非公開とした項目のうち多くを公開すべきだと18日付で県教委に答申したと発表した。公開を求めた項目は学校名や加害教員の氏名・年齢、被害生徒の学年・部活動など。県教委は「今後、答申を検討し裁決を行う」とコメントした。
 
 審査会は「体罰禁止・撲滅という時代の要請の中、原因究明や予防に資する公益性を考慮し、体罰の原因や概要が分かる情報は、被害者の個人情報保護に留意しつつ可能な限り公開されるべきである」と主な理由を説明した。
 
 答申によると17年7月、体罰事故報告書と公立校教職員の体罰に関する懲戒処分について情報公開請求があり、県教委は同8月に報告書3件の部分公開と懲戒処分の全部公開を決定。請求人は違法な非公開部分があるとして、行政不服審査法に基づき同月に審査請求を行った。
 
 県教委は、被害者の特定につながる情報という理由で学校名や教職員の氏名などを非公開としたが、審査会は、目撃者は多数存在し関係者にとっては周知の事実と思われると指摘。被害者につながる全情報を非公開にした場合でも、特定防止に寄与する効果はあまり期待できないと判断した。
 
 また、公にすることで個人の権利利益を害する恐れがあるとして非公開だった「校長所見や加害教員の反省文の本文部分」は、被害者に直接つながる情報を除き公開対象とも判定した。