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わいせつ等事件簿 | 獣医学部 四国枠の合格者1人 知事 「周知取り組んで」

獣医学部 四国枠の合格者1人 知事 「周知取り組んで」

2019/03/05 10:30

2月定例県議会は4日、一般質問を続け、黒川洋介(自民志士・無所属)木村誉(公明)福田剛(民主連合)川本健太(自民)4氏が、地球温暖化対策や加計学園問題などを取り上げた。5日は、高山康人(同)田中克彦(共産)塩出崇(愛媛維新)大西渡(自民志士・無所属)4氏が登壇する。
 
 ―岡山理科大獣医学部(今治市)の2019年度入学者入試での四国入学枠(20人以内)の現状や、四国の獣医師不足解消といった学部新設の目的達成への考えは。
 中村知事 四国枠合格者数が1人にとどまったことは大変残念。同大獣医学部は結果を受け止め、今後四国枠が十分効果を発揮できるよう、受験生や関係者へのより丁寧な周知活動に取り組んでほしい。
 県は18年度、学生に公務員獣医師の魅力や意義を感じてもらうために、保健所や畜産農家などでの学外実習に延べ219人を受け入れており、こうした機会を通じ、県への定着促進や獣医師不足解消につなげていきたい。
 
 ―2月補正予算案に、今治市からの学園への補助金の一部を補助する約10億円が計上されているが、西日本豪雨からの復興が道半ばである県は、学園に補助金の減額を要請すべきではないか。
 西本牧史企画振興部長 県は17年度、公金支出妥当性の観点から、補助対象経費を約6億円減額するなど事業費の冷静な精査を行っており、災害の有無に関わらず減額要請の必要はないと考えている。

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