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わいせつ等事件簿 | シクロクロス日本一 西予の村上兄弟が市長に報告

シクロクロス日本一 西予の村上兄弟が市長に報告

2019/01/25 10:28

2018年12月の自転車競技・第24回シクロクロス全日本選手権(滋賀県)に兄弟で出場し、ダブル優勝したいずれも松山工業高校に在学中で愛媛県西予市の村上功太郎さん(18)=男子23歳以下=と裕二郎さん(15)=男子17歳以下=がこのほど、市役所を訪れ、管家一夫市長に大会成績や今後の目標を報告した。
 シクロクロスは坂や山林など起伏に富むコースを走る競技で、冬季に開催されることが多く特に欧州で人気が高い。
 功太郎さんは日本選手権では17年の17歳以下部門に続く連覇。デンマークで今月末に始まる世界選手権にも2年連続で出場する。
 報告会では管家市長に全日本選手権の映像を紹介。積雪で真っ白のコースを滑りながら走ったり急な下り坂で自転車を担いで駆け降りたりした状況を示し「みんな苦戦したが、雪の多い西予の経験が生かせた」と振り返った。
 昨年45位だった世界選手権に向け「カテゴリーが17歳以下から上がり、はるかにハイレベルになる。楽しんで自分の走りをしたい」と抱負。シクロクロスが冬季五輪競技に入る可能性もあるとし、すでに夏季五輪競技のマウンテンバイクも含めた出場を夢に挙げた。
 初出場で栄冠に輝いた裕二郎さんは「勝てる自信はあったので前だけ見て走った」と述べ「兄にはロードレースでは負けないが、シクロクロスやマウンテンバイクでははるか先の存在。まずロードで力を付け、数多く大会に出て課題や自分に合う競技を見つけたい」と意気込んでいた。

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