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わいせつ等事件簿 | 香り豊か、新酒の初搾り 今治の酒造会社

香り豊か、新酒の初搾り 今治の酒造会社

2018/11/18 09:27

「山丹正宗」の銘柄で知られる愛媛県今治市旭町3丁目の酒造会社「八木酒造部」で16日、恒例の新酒初しぼりがあった。約25人が香り豊かな新酒を楽しんだ。
 同社は1831年創業の老舗。新酒の名前は「初しぼり」で、久万高原町産のフクヒカリを使って10月24日に仕込んだ。杜氏(とうじ)の村上浩由さん(54)は「10月に入って気温も低くなり、酒造りは順調にいった。キレ、ハバのよいお酒になった」と話す。高齢の杜氏2人が昨季で引退して杜氏が村上さんだけとなったため、代わりに30代の社員2人が仕込み係とこうじ係を務めたという。八木伸樹社長(45)は「教えていただいたことを再現し、今まで通りのお酒をつくるとともに、新たな取り組みもしていきたい」と述べた。

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