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わいせつ等事件簿 | チップに応じダンサーが胸元露出する「裏営業」…名古屋のショークラブ、風営法違反容疑で摘発

チップに応じダンサーが胸元露出する「裏営業」…名古屋のショークラブ、風営法違反容疑で摘発

2024/02/04 07:01

風営法違反(無許可営業)容疑で愛知県警などに摘発された名古屋市中区のショークラブ「バーレスク ティーエス」(バーレスク東京 名古屋店)は、約30人のダンサーを抱え、本格的なダンスや演出で知られていた。人気の一方、過激なパフォーマンスや、ホームページには記載されていない「裏営業」をしていた疑いが、県警の捜査で浮上した。
 店では、客が4000~1万円ほどの席料とは別に、「リオン」と呼ばれる紙幣状のチップを購入。気に入ったダンサーの衣装に挟むなどして渡していた。
 店は、ショー営業に必要な特定遊興飲食店営業の許可を受けていたが、チップに応じて、ダンサーが胸元を露出するなどの過激なパフォーマンスをしており、県警は風俗営業に当たるとして摘発に踏み切った。
 また捜査関係者によると、店はホームページで3部制の営業としているが、盛況時には、深夜1時頃から4部目となる「裏営業」を実施。ダンサーが客のそばに座って、酒をつぐなどの接待をしていたとみられ、メニューには、20万円以上するシャンパンボトルなどもあった。
 県警は、逮捕された経営陣5人のうち名古屋市天白区の男(42)が東海地方で多数の風俗店を展開するグループの実質的な経営トップで、店の売り上げが暴力団の資金源になっていたとみて調べる。

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