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わいせつ等事件簿 | 高知龍馬空港での業務中に乗客の下着や衣類などを盗む 20代の男に懲役1年の有罪判決

高知龍馬空港での業務中に乗客の下着や衣類などを盗む 20代の男に懲役1年の有罪判決

2024/01/12 10:44

高知龍馬空港で業務中に乗客の下着などを盗んだ罪に問われている男の裁判が1月11日に高知地裁で開かれ、地裁は懲役1年の有罪判決を言い渡しました。 窃盗の罪に問われていたのは、香美市土佐山田町の元とさでん交通社員・時久哲一被告(29歳)です。起訴内容などによりますと、時久被告は去年8月から9月にかけて合わせて3回、勤務していた高知龍馬空港の手荷物仕分け場で乗客のスーツケースから下着や衣類などを抜き取って盗んだ罪に問われていました。 11日に高知地裁で開かれた判決公判で鈴木美香裁判官は、「女性の衣服の匂いを嗅いで性的な欲求を満たしたいという身勝手な動機に酌むべき点はなく、空港の作業員の立場を利用して犯行に及んだのは悪質だ」と指摘。また、被告が2022年10月にも別の勤務先で同僚の下着を盗み、執行猶予期間中の犯行であったことを踏まえ、「常習的な犯行の一環であるとうかがわれ、強い非難に値する」と指摘しました。 一方で、被告は事実を認め、自身の性的衝動を治療するために病院に通い更生の意欲を示しているなどとして、時久被告に懲役1年、このうちの3か月については2年間執行を猶予し、その間は保護観察を付ける判決を言い渡しました。

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