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わいせつ等事件簿 | 愛媛大病院が事務ミス 1376万円の診療報酬債権が時効に

愛媛大病院が事務ミス 1376万円の診療報酬債権が時効に

2023/03/28 06:47

愛媛大は27日、医学部附属病院(東温市)が2018年12月に行った小児の心臓血管手術で、術後の事務手続きの遅れで約1376万円の診療報酬債権が時効を迎え、請求できなくなったと明らかにした。男性執刀医が必要な書類の提出を滞らせたほか、事務担当職員が時効時期を誤認していたことが原因という。同日の愛媛大経営協議会で大学側が説明した。  病院によると、高額な手術費を請求する場合、症状などを詳しく記した書類が必要となるが、執刀医の対応が遅れ、院長の督促を受け20年2月にようやく提出した。病院は翌3月に社会保険診療報酬支払基金に請求したが、書類への追記が必要となり、4月に請求が返されていた。  その後、執刀医の対応が滞った上に医事課の職員も時効時期を見誤っており、22年1月の時効に気づかなかった。病院は同年9月に再請求したが、受け付けられず時効が判明した

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