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わいせつ等事件簿 | 水路から上がってきたのはカミツキガメ 新居浜市で捕獲 同じ場所では去年も ペットの可能性も

水路から上がってきたのはカミツキガメ 新居浜市で捕獲 同じ場所では去年も ペットの可能性も

2022/04/06 08:53

かまれると大けがの恐れも…。

新居浜市内の水路で4月2日、危険な特定外来生物のカミツキガメが捕獲されました。

この水路では去年もカミツキガメは見つかっていました。

長く伸びる太い首と鋭い歯。

全長は50センチほど、重さは4.2キロもあります。

特定外来生物に指定されている北米大陸原産のカミツキガメです。

カメがいたのは新居浜市郷の水路で、4月2日に近くで働く男性が見つけて捕獲しました。

発見・捕獲した人:
「深い所からちょうど上がってきてたところなので、そんなに暴れたりしてなくて、多分冬眠したあとかなという感じでした」

愛媛県の生物多様性センターによりますと、カミツキガメは繁殖力が強く、春の産卵期に陸にあがると攻撃的に。

大型にかまれた場合は大けがの恐れもあるといいます。

県立衛生環境研究所 生物多様性センター・村上裕主任研究員:
「非常に攻撃的になることがあります。カメといえど、むやみに手で触らないことが大事だと思います」

このカミツキガメは過去にペットだった可能性があり、甲羅や爪のすり減り具合などから野外に出て10年ほど経っているとみられます。

この水路では去年6月にも1匹が捕獲されていて、新居浜市と愛媛県は今後、周辺で繁殖の有無などの調査を続けるとしています。

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