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わいせつ等事件簿 | 愛媛・西条の養鶏場で鳥インフル確認 14万羽殺処分開始

愛媛・西条の養鶏場で鳥インフル確認 14万羽殺処分開始

2022/01/02 17:42

愛媛県西条市の養鶏場で30日に確認された高病原性鳥インフルエンザの疑い例について、県は31日未明、遺伝子検査で陽性を確認した。県内での感染確認は初めて。県は対策本部を設置し、養鶏場の全14万羽の殺処分を始めた。
 県によると、遺伝子検査で、感染力や致死率が高い、高病原性の疑いのある「H5亜型」の感染が分かった。県は31日未明に対策本部会議を開き、48時間以内に養鶏場の全ての鶏を殺処分することを確認。周辺の養鶏場の鶏や卵について、周囲3キロ圏内は養鶏場外への移動を禁じる「移動制限区域」に、周囲10キロ圏内は区域外への持ち出しを禁じる「搬出制限区域」にした。
 県庁からは防疫活動のため、30日深夜に職員155人が現地に向かった。31日正午までに1万1820羽の処分を終えた。
 また、中村時広知事は31日、県庁で下野六太・農水政務官と面会し、国に対して密閉容器など処分用の資機材の提供と、被害が拡大した場合の自衛隊など、人員支援の準備を要請した。

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