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わいせつ等事件簿 | 鎌2本振り上げ「一緒に殺してやろうか」今治・大三島の住宅に強盗 被害者の親戚の男の身柄確保

鎌2本振り上げ「一緒に殺してやろうか」今治・大三島の住宅に強盗 被害者の親戚の男の身柄確保

2021/09/09 07:43

6日未明、今治市の大三島で鎌を持った男が住宅に押し入り現金を奪って逃走する事件がありました。

容疑者とみられるのは被害者の親戚の男、2人の間に何があったのでしょうか。

警察などによりますと、事件があったのは6日午前3時15分ごろで、今治市大三島町宗方の住宅に草刈り用の鎌を持った男が窓ガラスを割って押し入り、寝ていた男性を脅しました。

被害者の男性は当時の状況をこう語りました。

被害者の男性:
「懐中電灯をいきなり照らして。(Q.何と言った?)最初は『お前が金を貸してくれんけん。わしは死ぬしかない。殺してやろうか』とかね。鎌2本振り上げて」

冷静に語る被害者。

実は犯人の男は顔もよく知っている親戚の男だったというのです。

被害者の男性:
「『お前も一緒に殺してやろうか』とか言うから『とにかく落ち着きな』『そういうことやめなよ』って対応したんです」

男性はこう諭しましたが収まらず、家にあった現金3万円を渡し、犯人は逃走したということです。

その後、被害にあった男性は様子を見るため、すぐには警察に届けませんでしたが、8日午前1時すぎに再び…。

被害者の男性:
「ガタガタガタガタと音がしてそれで目が覚めた。また来たかと。大声で名前を呼んで『帰れ』と言ったけど、それでもまだ戸を開けようとしている」

今度は男性は窓から逃げ出し、近くの駐在所に駆け込んだということです。

警察は強盗事件として犯人の行方を追っていましたが…。

木元悠吾記者:
「容疑者とみられる男が、今、伯方警察署に連行されました」

警察は逃走していた男の身柄を今治市内で確保し、午後3時ごろ、伯方警察署に任意同行しました。

2度にわたって親戚の家に押し入ろうとした容疑者。

警察は慎重に取り調べをしていて、容疑が固まれば逮捕する方針です。

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