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わいせつ等事件簿 | 「ほう助犯の成立にとどまる」 強盗致傷罪などのベトナム人実習生に執行猶予付き判決

「ほう助犯の成立にとどまる」 強盗致傷罪などのベトナム人実習生に執行猶予付き判決

2021/08/05 10:25

新居浜市でベトナム人の男性を刃物で襲い、現金を奪った罪などに問われているベトナム人の男の裁判で3日、松山地方裁判所は執行猶予付きの判決を言い渡しました。

判決を受けたのは、広島県東広島市のベトナム人技能実習生のヴォー・ディン・チン被告(26)です。

チン被告は去年6月仲間3人と共謀し、新居浜市でベトナム人の男性を車で連れ去り、現金22万円やキャッシュカードを奪うなどした強盗致傷や監禁の罪などに問われています。

松山地裁で開かれた3日の判決公判で、高杉昌希裁判長は「チン被告が果たした役割はほう助犯の成立にとどまる」と指摘。

検察が求刑していた懲役7年に対し、懲役3年・執行猶予5年の有罪判決を言い渡しました。

この事件はベトナム人4人の犯行と見られていますが、チン被告以外の3人は行方が分かっていません。

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