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わいせつ等事件簿 | 東西に給食センター新設/先行東部は22年度設計/西条市

東西に給食センター新設/先行東部は22年度設計/西条市

2021/04/06 06:26

愛媛県西条市は、市内2カ所に給食センターを新設する。先行する「(仮称)東部給食センター」は2021年度に建設地と事業方式を決め、25年度の供用を目指す。「(仮称)西部給食センター」は26年度に建設地と事業手法を選定し、30年度の運用開始を見通す。概算事業費は2施設合わせて約43億円を試算。既存施設を利活用しながら、27ある施設を段階的に集約し、35年度をめどに2センター方式に移行する。
 市は現在、自校方式25校と小松センター(小松町新屋敷甲2210-2)、丹原センター(丹原町来見甲224-1)の計27カ所で給食を調理しており、経年劣化やHACCP(食品衛生管理基準)に適合していない施設が多いなどの課題を抱えている。
 これを段階的に集約する。第1段階は25年をめどに新設する東部センターに西条地域の小学校8校と中学校4校の12施設を統合する。第2段階は30年をめどに実施。新設する西部センターに東予地域の小学校9校と中学校2校の11校に加え、小松・丹原両センターを集約する。第3段階は35年が目標。ドライ方式で整備し、継続使用している神拝小学校と東予東中学校を東部センターに編入する。
 東部センターは1日当たり最大4500食を供給する。S造2階建て延べ約2500㎡で、概算事業費は23億4190万円と試算する。22年度に設計着手し、23-24年度に建設工事を進める。
 一方の西部センターは、最大3000食を想定し同延べ約1900㎡で概算事業費は19億5660万円を見込む。27年度に設計を進め、28-29年度を建設工事に充てる。
 市は、6月に整備基本計画をまとめ、コンサルタント委託を含めて▽従来方式▽DBO(設計・建設・運営)▽リース▽PFI--の事業手法を比較検討していく。

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