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わいせつ等事件簿 | 個人事業者装い持続化給付金詐取 被告ら起訴内容認める 「見本通り」のずさん手口

個人事業者装い持続化給付金詐取 被告ら起訴内容認める 「見本通り」のずさん手口

2021/02/27 09:03

新型コロナで影響を受けた個人事業者を装い、国の持続化給付金をだまし取った罪に問われている男2人の初公判が、26日に松山地方裁判所で開かれ、2人は起訴内容を認めました。

起訴状によりますと、東温市野田の建設業・遠山宗雅被告(21)と松山市山西町の建設作業員・藤田一輝被告(21)は、2020年7月から8月にかけて個人事業者を装い、うその確定申告書を作成。

新型コロナで影響を受けた個人事業者に支払われる国の持続化給付金を申請し、現金合わせて300万円をだまし取った詐欺の罪に問われています。

26日の初公判で遠山被告らは起訴内容を認めました。

続く冒頭陳述で検察側は「友人から手口を教えてもらった遠山被告が自分にも簡単にできると詐欺を計画した」と指摘。

また、申請の際は見本通りに書き写したため、複数の名義人が全て同じ職業と収入金額だったことなどを明らかにしました。

検察はほかにも余罪が10件ほどあるとして、追起訴する方針です。

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