わいせつ等事件簿

新型コロナウイルスの影響で売り上げが激減している飲食店やタクシー会社を支援しようと、愛媛県松山市でタクシーを使った料理のデリバリーサービスが始まります。

松山市にあるこちらの飲食店。用意しているのは、テイクアウト用の料理です。こちらでは、先月の売り上げが去年のおよそ半分に落ち込み、先月末からテイクアウトのみの営業を続けています。そこにやってきたのは一台のタクシー。これは松山市内で新たに始まるサービス、タクシーが料理をデリバリーする「宅タク便」です。この取り組みは売り上げが激減している飲食店やタクシー会社を支援しようと、三浦工業やサイボウズなど市内の企業が松山商工会議所に寄付金を贈り、実現しました。店から10キロまでの範囲がデリバリーサービスの対象で、4.4キロ以内なら配送料はかからず、タクシー側には寄付を財源とした支援金が支払われます。また、4.4キロを超える場合は、距離に応じて150円から1000円までの料金で届けてくれます。注文した客との待ち合わせ場所で料理を渡します。新型コロナウイルスの影響でタクシーの利用者が落ち込んでいることを受け、国は、有料で貨物の運送を認める期間限定の特例措置を設けています。この「宅タク便」のサービスは、専用のWEBサイトで店を確認し、原則、前日までに店に電話で予約をする仕組みになっていて7日から予約を受け付け、今月末まで行われる予定です。
新型コロナウイルスの感染拡大で消毒液が不足する中、愛媛県新居浜市の給食センターが、ウイルスに殺菌力がある「次亜塩素酸水」を小中学校で使ってもらおうと、市に寄贈しました。
協同組合新居浜給食センターが寄贈したのは、ノロウイルスやインフルエンザウイルスに殺菌効果がある、微酸性次亜塩素酸水700リットルです。
寄贈式では、センターの高橋代表理事から石川市長に、次亜塩素酸水の入ったタンクが手渡されました。微酸性次亜塩素酸水はウイルスなどに強力な殺菌性を持ちますが、使った後は水に戻るため、人体に無害で、手指の消毒のほかマスクの殺菌にも使えるということです。寄贈された次亜塩素酸水は、市内の小中学校が再開された後配布される予定です。
5月3日正午過ぎ、伊予鉄道横河原線の踏切で高齢女性が電車にはねられ、死亡しました。

3日午後0時20分ごろ、愛媛県松山市南梅本町の伊予鉄道横河原線で近くに住む90代の女性が横河原行きの電車にはねられ死亡しました。

乗客乗員あわせて8人にけがはありませんでした。警察によりますとはねられた高齢女性は遮断機の下りた踏切内で手押し車を押して買い物帰りとみられることから事故とみて調べています。

この事故で横河原線は平井‐梅本間でおよそ1時間半運転を見合わせました。
2020年度補正予算の成立を受け、新型コロナウイルスへの対応策として盛り込まれた全国民への一律10万円の給付が決まり、愛媛県内20市町は1日、申請の受け付け事務を本格化させた。申請はオンラインと郵送があり、各市町とも5月中の給付を目指す。
 松山市では1日午前8時半、同市三番町6丁目の市役所第4別館に特別定額給付金室を設置した。市職員ら約20人体制。市民からの問い合わせに7回線を用意し、外部委託したスタッフが応じた。マイナンバーカードの申請や振込先の口座などに関する質問があり、昼前にもひっきりなしに電話が鳴っていた。
新型コロナウイルスの感染者は県内でこれまで47人に上っていますが、今のところ11日連続で新たな感染者は確認されていません。