わいせつ等事件簿

陸上自衛隊・松山駐屯地の男性隊員が、訓練に参加したくないため母親の死亡診断書を偽造して実家に帰省し、帰省するための旅費約1万円を不正に受給したとして3日、懲戒免職されました。

懲戒免職されたのは松山駐屯地の24歳の男性陸士です。

松山駐屯地によりますと男性陸士は去年8月24日、訓練に参加したくないために「母親が亡くなった」とウソを申告し、偽造した母親の死亡診断書を提出。翌日から31日まで行われていた訓練をさぼって実家に帰省し、10月に帰省にかかった旅費約1万1000万円を不正に受給したとしています。

またこの男性陸士は1か月後の11月、「駐屯地に居づらくなった」として駐屯地の外柵を乗り越え行方不明になり、松山市内で保護されていました。
新居浜市の消防署の男性消防士長が1日夜、飲酒運転をして市内で自損事故を起こしていたことが分かりました。

飲酒運転で自損事故を起こしたのは、新居浜市北消防署の30代の男性消防士長です。市の消防本部や警察によりますと、消防士長は1日午後8時ごろから同僚5人で市内の居酒屋で飲酒しながら食事。その後代行運転を利用していったん帰宅し、同僚1人と徒歩で近くのスナックに行き再び酒を飲みました。

そして再び帰宅し、午前0時半過ぎに1人で車に乗って運転していたところ、市内西喜光地町の国道交差点で右折を曲がり切れず、車は縁石を乗り越え側溝に突っ込みました。

消防士長にけがはなく警察の調べに対し飲酒を認めたということです。
愛媛県松山市で営まれた葬儀で発生した新型コロナウイルスの集団感染で、残りの参列者6人は全員陰性だったことが分かりました。愛媛県は感染者の増加を踏まえ、首都圏や関西への出張自粛などの呼びかけを強化しています。
愛媛県は新型コロナウイルスの感染が確認された東京都在住の男性が、先月松山市で葬儀などに参列していたことから県内在住の参列者13人を順次検査し、50代から80代の男女4人の感染を確認していました。その後、既に陰性だった3人を除く6人を検査した結果、全員陰性が確認されたということです。県と松山市は引き続き濃厚接触者を調査し順次検査を実施する方針です。県は、都圏や関西への出張自粛などの呼びかけを強化している他、感染拡大地域から戻ってきた人に対し、2週間、不特定多数との接触を控えることなどを求めています。さらに松山空港などで県外から転入してきた人に対し、発熱などの症状がある場合は、できる限り外出を控えることなど、感染防止の徹底を呼びかけています。この他、県は新たな対策として、県が主催するイベントの開催条件に渡航歴のある人や首都圏などと行き来のある人が参加していないことなど新たな制限を追加しました。一方、現時点で感染経路が不明な感染者が増えている状況ではないことから県立学校は例年通りのスケジュールで再開すると発表しました。また喘息などの基礎疾患がある児童や生徒は、医師などが「登校しないことが望ましい」と判断した場合、欠席日数に反映させない措置が取られます。
愛媛県は、松前町に住む30代と40代の夫婦が新たに新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。これで県内で感染が確認されたのは、11人となりました。
愛媛県によりますと、松前町に住む30代の夫と40代の妻は、先月22日から25日にかけてアメリカ在住の友人を自宅に泊めていて、このうち22日には、この友人を含む合わせて12人で、自宅で会食をしたということです。

その後、夫婦ともに27日に38度から39度の発熱やせきなどの症状が出て医療機関を受診しました。30日には妻は、嗅覚の異常を感じたということです。このためウイルス検査を行ったところ、感染が確認されました。2日までにいずれも指定医療機関に入院し、症状は軽いということです。

アメリカ在住の友人は、25日に県外へ出たことは、確認されていますが、国籍などの情報をはじめ、詳しい行動歴や、現在の症状などは、調査中だということです。

また、県は、夫婦と同居する家族1人を濃厚接触者と判断し、自宅に待機してもらっていますが、現在、症状はなく、22日の会食に同席したほかの出席者8人には連絡を取り、状況を確認しているということです。

中村知事は会見で「アメリカ在住の友人が感染源かはわからないが、県外からもたらされた可能性が極めて高く、水際対策が重要になる」と述べました。

これで県内で感染が確認されたのは、11人となりました。