わいせつ等事件簿

時効が約1週間後に迫るなか警察の執念が実りました。2017年10月の夜間に松山市内の学生寮に無断で侵入した疑いで、住所不定・無職の27歳の男が29日逮捕されました。 警察によりますとこの男は2017年10月7日夜、松山市内の学生寮のブロック塀を乗り越え敷地内に侵入した疑いです。 この男は施設の関係者に侵入したのが見つかり逃走。通報を受けた警察は捜査を進めるなかで神奈川県内にいることを突き止め、逮捕に至りました。男はネットカフェなどを転々としながら、約3年間逃走を続けていたということです。 男は警察の調べに対し「覚えている。間違いない」と容疑を認めていて、動機などを追及しています。 建造物侵入の時効は3年で、約1週間後の来月7日に時効が迫るなか、警察の執念が実りました。
女子児童にわいせつな行為をしたなどとして、強制性交などの罪に問われている新居浜市の元小学校教師の男に対し、松山地裁は懲役6年の実刑判決を言い渡しました。判決によりますと、男(29)は一昨年7月から去年3月までの間、当時13歳未満の女子児童に対してわいせつな行為を繰り返し、その様子を撮影するなどしました。29日の判決で、松山地裁の高杉昌希裁判長は、「教師という立場を悪用し、計画的に犯行に及んでいて、口止めまでするなど相当に悪質」などとして、懲役8年の求刑に対し懲役6年の実刑判決を言い渡しました。
ローソンは28日、愛媛県産の養殖マダイを使用したおにぎり「金しゃり 真鯛の鯛めし」を、29日から同県内で先行発売すると発表した。塩焼きの切り身を、ダシと昆布の炊き込みご飯で包み、上品な味わいに仕上げた。価格は同社のおにぎりで最高級の298円。新型コロナウイルスの影響で、都市部の飲食店への出荷が落ち込む養殖魚の消費拡大を後押しする。


水産業の秀長水産(愛媛県宇和島市)が手掛ける、愛媛県認定ブランド養殖魚「食べてみさいや 健康真鯛」を使用する。10月中旬以降は中四国の店舗に販売地域を拡大する。24万個を販売予定で、切り身約3トンを使う計画だ。
愛媛県庁で28日試食した八十島一幸参与は「タイがゴロッとしてインパクトがある。魚と昆布のうま味が口の中で混ざりおいしい」と話した。秀長水産の近藤芳仁社長は「県内外の人にタイをたくさん食べてもらい、早く通常に戻したい」と期待を込めた。
愛媛県は28日、廃炉が決まっている四国電力伊方原発1号機(愛媛県伊方町)の燃料保管庫で保管中の未使用燃料集合体42本を、10~12月中に米ワシントン州に海上輸送すると同社から連絡があったと明らかにした。同原発から未使用燃料が搬出されるのは初めて。
 県や四国電によると、搬出は1号機の廃止措置計画に基づくもので、詳細日程は保安上の理由から非公表。規格の異なる3号機で使用するため加工する。日本国内の施設でも技術的には可能だが、施設の規模などを考慮すると米国の方が早く作業ができるという。
 四国電は「慎重にも慎重を期して安全確保を最優先に取り組む」とコメントした。
新型コロナウイルスとインフルエンザの流行が重なる事態に備え、重症化しやすいとされる年代のインフルエンザの予防接種を無料にする動きが出ている。既に高齢者の接種を無料にしていた愛媛県の愛南町が新たに子ども世代を無料化の対象とすることを決めたのに続き、四国中央市と新居浜市も今季限定で高齢者を対象に無料化する方針を26日までに固めた。  四国中央、新居浜の両市とも10月1日から12月31日の間、市内の委託医療機関などで接種が受けられる。