わいせつ等事件簿

去年8月、愛媛県今治市内の住宅で親族の男性を殺害した男の初公判が開かれ、検察側は被害者の日頃の生活態度や金の遣い方に不満を募らせ犯行に及んだと明らかにしました。 殺人の罪に問われているのは、今治市石井町の無職、浅川三男被告70歳です。起訴状などによりますと浅川被告は去年8月、自宅で、同居していた義理の兄、浅川勝美さん当時67歳の頭や首などを複数回にわたってナタで切りつけ殺害したということです。
人気のブドウ「シャインマスカット」の苗を許可なくフリマサイトで販売しようとした疑いで西条市の34歳の男が書類送検されました。 種苗法違反の疑いで書類送検されたのは西条市の34歳の男で、4月から5月にかけて「シャインマスカット」の苗を許可なく、フリマサイトで販売する旨を申し出た疑いがもたれています。 自宅付近からは苗4株が見つかり、男は「保管していた苗も出品中。販売するためのもの」と供述しているということです。 日本独自の農作物の海外流出が問題となる中、今年、種苗法が改正され、サイバーパトロールで事件が発覚しました。
松山市の繁華街で常習的に客引き行為を行ったとして、松山市の男2人が逮捕されました。
愛媛県迷惑行為防止条例違反の疑いで逮捕されたのは、松山市森松町の無料案内所経営者・渡辺修二容疑者(70)と松山市三番町の無料案内所従業員・亀島秀典容疑者(41)です。
警察によりますと、2人は去年6月から11月にかけて、松山市二番町で通りがかった男性に常習的に客引き行為をした疑いです。
客引きで2人はこのような言葉をかけていました。
「キャバクラいいとこある。マダム系の。40くらいの色気のある」
「見るだけやったらタダなんで。遊んでいってください。情報収集」
警察の調べに対し、渡辺容疑者は「客引き行為はしていない」と容疑を否認、 亀島容疑者は容疑を認めています。
西条市で市役所職員らをかたる詐欺被害が相次いだことを受け、西条署は27日、市内のスーパー「フジグラン西条店」で緊急の呼びかけを実施した。買い物客らに詐欺への注意を喚起するとともに、家族や友人、地域の知人らにも呼びかけるよう依頼した。
 
 署員らは買い物客にチラシを配りながら、詐欺被害が続発していることや、現金自動預払機(ATM)で現金の還付を受けられることはないなどと説明した。
 
 同署生活安全課の横山智洋課長は「詐欺電話のほとんどが自宅の固定電話にかかってくるので、留守番電話にしておくなどの対策をとってほしい」と話していた。
愛媛県今治市沖で五月二十七日深夜、貨物船とケミカル船が衝突し一人が死亡、二人が行方不明となった事故で、今治海上保安部は二十五日、業務上過失致死傷と業務上過失往来危険の疑いで、貨物船の本間徹二等航海士(44)=北海道北広島市=と、ケミカル船の韓国籍の許載烈船長(62)を書類送検した。
 今治海保によると、二人は衝突時、それぞれの船の操縦の責任者だった。本間航海士の書類送検容疑では、衝突前に見張りを十分に行わなかったとされる。許船長は適切に船を操縦しなかったとされる。今治海保は二人の認否を明かしていない。
 事故は五月二十七日午後十一時五十五分ごろ発生。来島海峡付近で貨物船「白虎」(一一、四五四トン)と、ケミカル船ウルサン・パイオニア(二、六九六トン)が衝突し、白虎が沈没した。