わいせつ等事件簿

愛媛県の中村時広知事は3日、新型コロナウイルス感染者と同時間帯に同施設を利用していた場合に、LINE(ライン)で通知するシステムを10日に導入すると発表した。スマートフォンで事前登録し、施設やイベント会場の訪問時に掲示のQRコードを読み取ることで利用できる。厚生労働省の「接触確認アプリ」との併用で確度向上が期待できるという。
「えひめコロナお知らせネット」は、県主催イベントや県管理施設で活用するほか、ライブハウスなどにも利用を呼び掛ける。施設などを訪問するたびにQRコードを読み取って利用する。
また中村知事は、東京都を中心に感染者が増加していることから「首都圏への外出の注意喚起レベルを引き上げる」と述べた。出張や旅行はやむを得ないものに限り、「3密」の場は避けるよう求めた。国の2021年度予算編成に向けた重要施策提案・要望のための自身の出張も取りやめた。松山空港では4日から、羽田からの到着便を中心とした検温を再開する。
新型コロナウイルスの影響でオープンを延期していた道後温泉(愛媛県松山市)のホテルが今月15日から営業を始めることが決まり、3日内覧会が開かれました。 今月15日にオープンするのは、宝荘グループの「道後hakuro」で、おととし年11月に閉館した「椿舘別館」跡地に建てられました。新型コロナウイルスの影響で今年4月に予定していたオープンを延期していましたが、今月15日からの営業開始が決まりました。部屋は86室全てが洋室で、価格は1泊朝食付きで1万円前後、若い世代のカジュアルな旅行やビジネス客などがターゲットです。県が実施している1泊5000円の割引きキャンペーンの効果もあり、現在は、予約のおよそ9割が県内客だということです。大浴場には松山市出身の墨絵アーティスト茂本ヒデキチさんの壁画が描かれていて、道後の湯につかりながらアート作品を楽しむことができます。「道後hakuro」では、当面、大浴場の定員を半分に減らし、客室の消毒を徹底するなど感染防止を図ることにしていて、県内客から徐々に予約を増やしていきたいと話しています
新型コロナウイルスの影響で行き場を失った養殖マダイを大手回転寿司チェーン「くら寿司」が買い取り、新商品を発売しました。 くら寿司が発売したのは、宇和島産養殖マダイのにぎり寿司、「絆真鯛」です。くら寿司は新型コロナの影響で行き場を失った養殖マダイおよそ200トンを愛媛県宇和島市の5つの業者から順次、仕入れています。新商品は宇和島の鯛めしをイメージして開発され、みんなで養殖業者を支援していくという思いを込め、「絆真鯛」と名付けました。この「絆真鯛」は今月9日まで愛媛県内5つの店舗で限定販売されます。くら寿司は、仕入れた養殖マダイを使った別の新商品を開発中で、10月から全国の店舗で販売する予定です。
愛媛では、新型コロナの感染者が1か月以上確認されてない中、2日、松山市内のホテルで目玉施設の露天風呂が再開した。再開にあわせ医療従事者は入浴無料のキャンペーンもスタート。 松山市末町のホテル「奥道後壱湯の守」では、4月1日以降営業を取りやめていた「露天風呂」を2日3か月ぶりに再開した。休業期間中、スタッフ総出で清掃と消毒を行った上で、一度に入浴できる人数を4分の1まで減らすなど、感染予防対策をとっての再開。 ところで、壱湯の守の別館では、4月23日以降、宿泊療養施設として新型コロナの無症状の感染者と軽症患者を受け入れていた。 使命感を持って奮闘する医療従事者を目のあたりにした壱湯の守のスタッフは、感謝の気持ちを伝えたいと露天風呂再開にあわせ医療従事者は無料で入浴できるキャンペーンを始めた。 奥道後壱湯の守の河上克之総支配人は「ぜひ温泉でゆっくりくつろいで英気を養っていただければ」などと話していた。 医療従事者の、露天風呂無料入浴キャンペーンは今月8日まで行われる。
愛媛県松山市のホテルが2日、新型コロナウイルスの影響で見合わせていた露天風呂の営業を再開しました。このホテルでは、県外からの宿泊予約が増えていて観光需要の回復に期待を寄せています。 松山市末町のホテル、「奥道後壱湯の守」は、先月16日に営業を再開しましたが、露天風呂は、新型コロナウイルス感染防止のため、利用を見合わせていました。しかし、県内で1か月以上、新たな感染者が確認されていないことなどから、2日午後から営業を再開し、早速、地元の住民が訪れ、温泉の湯を楽しんでいました。再開にあたって、こちらの露天風呂は脱衣所の混雑を避けるため使用するロッカーの数を減らし、利用者を男湯と女湯、それぞれ50人ずつに制限しています。こちらのホテルでは、四国や関西を中心に県外客の予約も相次いでいて、今月末には、多い日で20組余りの予約が入っているということです。