わいせつ等事件簿

6月27日夜、愛媛県新居浜市で東南アジア系の複数の男がベトナム国籍の技能実習生の男性(31)を切り付けワゴン車で連れ去り、現金22万円などを奪い逃走した強盗致傷容疑事件で、県警は1日、逃走した男らが放置したワゴン車の中から刃物を発見していたと発表した。凶器かどうかを捜査している。新居浜署は6月30日まで「凶器は見つかっていない」と説明していた。関係者によると、ワゴン車は群馬ナンバーで、犯人は県外逃走の可能性もあるとみられる。
国際ホテル松山と、その周辺の再開発計画について一部住民の反対などにより、事業継続が困難になっていることが分かった。 松山市一番町の国際ホテル松山は、耐震性不足のため30日閉館し建物を取り壊す。これに伴い、地権者らでつくる再開発準備組合はホテルと周辺あわせて0.7ヘクタールに新しいホテルと高さ99mのタワーマンションを併設した複合施設を建設する再開発計画を進めていた。 しかし、準備組合によると周辺の一部住民から「マンションの高さを75メートルまで下げてほしい」などの要望があるという。これに対し、準備組合は高さを95メートルまで下げたが、住民側と折り合いがつかず、事業継続が困難となっていて、8月に開く準備組合の総会で今後の方針について協議する。 なお、これまでに、この再開発計画に対し、松山市と国からおよそ1億2000万円が補助されている。
今治タクシー事業協同組合(愛媛県今治市、22社)は1日から組合員以外の3社と連携し、市内飲食店のテークアウト商品をタクシーで配送するサービス「タクバリ」を始める。島しょ部を含む全25社が協力し、配送を市内全域に拡大する。  新型コロナウイルスの影響で客足が減ったタクシーと飲食店業界が連携。両業界の新しい収入源につなげるほか、3密対策で不自由な生活を送る市民と飲食店の懸け橋になりたい考え。市の事業費補助金600万円を財源に、配送料のうち1回500円を値引く。
27日夜、愛媛県新居浜市内で、ベトナム人の男性が 東南アジア系の男らに刃物で切りつけられ、 現金を奪われた事件で、 現在、逃走中の犯行グループの男らは、 4人とみられることが捜査関係者への 取材で分かりました。 この事件は、27日午後9時ごろ、 東南アジア系の男らが新居浜市内の コンビニ駐車場で技能実習生の ベトナム人男性を刃物で切りつけ車に連れ込んだ後、 現金22万円などを奪ったものです。 男らは、高速道路で移動し松山インターを降りた後、 市内余戸南の路上で車を乗り捨て逃走したということで、 警察は、強盗傷害事件として捜査を進めています。 これを受け、車が乗り捨てられた現場にほど近い 余土小学校では、登下校時の見守り活動を強化していて、 児童たちは教諭や、 保護者に付き添われながら下校していました。 また、捜査関係者によると現在、 逃走している犯行グループの男らは、 4人とみられていて、 警察が、行方を捜査しています。
今年1月、酒を飲んで軽乗用車を運転した罪に問われている 松前町の元町議会議員に対し、松山地裁は29日、 懲役6か月執行猶予3年の判決を言い渡しました。 判決を受けたのは、松前町の元町議会議員、 早瀬隆土被告36歳です。 起訴状などによりますと早瀬被告は、 今年1月、松山市内の複数の飲食店で酒を飲んだ後、 帰宅するため軽乗用車を運転し、 交差点角の歩道上に車を乗りあげ停止させ 駆け付けた警察官が呼気検査を実施したところ 基準の3倍を超えるアルコールが、検出されたということです。 松山地裁で開かれた判決公判で高杉昌希裁判官は、 長時間にわたり相当量の酒を飲み必要性や緊急性がないのに、 運転したことは、強い社会的非難を免れられず 人身事故にもつながりかねないなどと指摘しました。 一方で早瀬被告が事実を認め真摯に反省していることや、 起訴後は自ら議員を辞めていることなどを踏まえ、 懲役6か月、執行猶予3年の判決を言い渡しました。