わいせつ等事件簿

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、長い間稽古が出来なかった愛媛県松山市の剣道場。館内の除菌を徹底し、およそ3か月半ぶりに威勢のいい声が戻ってきました。 松山市美沢の松風舘。1988年に世界剣道選手権で優勝した大城戸功館長の下、園児から60代まで、およそ40人の道場生が稽古に励んでいます。 今年30周年を迎えるこの道場は、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、3月6日から休館していて、22日におよそ3か月半ぶりに稽古を再開。再開にあたり、慎重に準備してきました。 2週間前、道場には防護服を着た作業員の姿が。道場生が安心して利用できるよう、館内の除菌を行います。 作業前に扉の取っ手についた細菌の量を、特殊な機械で計ると…1万を超える数値が。早速、次亜塩素酸ナトリウムを吹き付けて除菌を始めます。 道場の床もきれいに拭き取り、取っ手や電気のスイッチなどはより丁寧に。 そして仕上げにコーティングを行い、再度菌の数を計測してみると…。
愛媛県松山市中心部の国際ホテル松山とその周辺の再開発計画が難航し、着工のめどが立っていないことがわかりました。 この再開発計画は国際ホテル松山と周辺の0.7ヘクタールにおよそ150の客室などを備えたホテルと高層マンションを併設した高さおよそ100メートルの建物を建設するものです。計画の詳細は去年3月に発表され、完成は2023年を目指していました。松山市によりますと市と国から再開発の事業計画作成費としてあわせておよそ1億1000万円を既に補助しているということです。しかし、関係者によりますと一部住民から計画に反対の声が上がっている他、再開発に対する愛媛県の補助金が認められておらず、現時点で計画を進めるめどが全く立っていないということです。こうした事態について計画を進める準備組合の二神良昌理事長は「コメントできない」と話しています。一方、国際ホテル松山は今月末に閉館し、取り壊すことが決まっていて運営する四国医療サービスによりますと従業員は全員解雇するものの半数は運営会社で雇用する方針だということです。
新型コロナウイルスの影響で出荷量が減少するなど大きな打撃を受けている養殖マダイの生産者を支えようと、回転ずし大手の「くら寿司」(堺市)が宇和島市の養殖業者5社から計200トンを仕入れ、新たに開発する商品に使用する取り組みを開始した。23日に同市のいけすで初めての水揚げがあった。
愛媛県の新型コロナウイルス感染症対策の「感染縮小期」に移行して初の日曜となった21日、県内の観光地や行楽施設には家族連れらが続々と繰り出し、久々の遠出を満喫した人もみられた。一方、コロナ以前に外国人観光客でにぎわっていた地域は苦しいままで、人出が戻ってくることを切望する声が聞かれた
19日の県内は、西日本に停滞を続けた梅雨前線の影響で未明から朝にかけて東中予や南予北部に大雨警報が発表されるなど、雨が降り続いた。大洲市で肱川支流の内水氾濫が起きるなど影響が出た。
 気象台によると、18日午前4時から19日午前11時までの総降水量は内子町獅子越峠で163・5ミリ、今治市玉川155・5ミリ、大洲144・5ミリ、久万高原町久万127・5ミリ。今治市玉川では6月の24時間降水量が150・0ミリを記録し観測史上1位となった。
 国土交通省大洲河川国道事務所によると、大洲市を流れる肱川では19日午前8時20分ごろ、大洲第二水位観測所(大洲市大洲)で氾濫注意水位にまで増水。内水氾濫で国管理区間の農地など約70ヘクタールが浸水したほか、同市新谷で床下浸水が1軒あった。大洲地区広域消防事務組合によると、肱川の河川敷に降りようとしていた軽トラックが増水で身動きがとれなくなった。
 県災害警戒本部の19日正午のまとめでは、松山市や今治市などで土砂災害が8件発生した。松山市では道後姫塚や久万ノ台で大雨に伴う土砂崩れなどで約500戸が停電。県教育委員会によると、74小学校と34中学校、県立学校4校が臨時休校となった。
 JR四国によると、午前6時ごろに予讃線の双岩―伊予石城間で起きた倒竹の撤去作業に伴い、特急、普通列車合わせて上下9本が部分運休し約250人に影響が出た。
 松山市では土砂災害警戒情報が発令され、市は浅海、立岩、神和の各地区に避難所を開設。県が9日に示した新型コロナウイルス対策のガイドラインを設定後、初めて対策に当たった。