わいせつ等事件簿

26日、西条市のA女さんの携帯電話に、「ご利用料金の精算確認が取れておりません。」などとメールが送られてきたので、A女さんが連絡先に電話したところ、男から、「有料サイトの未納料金が30万円あります。すぐに支払わないと民事裁判になります。」などと言われたことから、市内のコンビニエンスストアで、合計30万円分の電子マネーを購入して同カード番号を電話で伝え、騙し取られたもの。
今月21日、けん銃で自殺を図ったとみられる元暴力団幹部の男が愛媛県庁の敷地内に倒れていた事件で、警察は28日、男を銃刀法違反の疑いで逮捕した。

逮捕されたのは、新居浜市西連寺町1丁目の元暴力団幹部で無職の横山道雄容疑者(76)。横山容疑者は、今月21日の午前2時ごろ、愛媛県庁の敷地内でけん銃を握ったまま倒れていて、胸にはけん銃で撃ったとみられる痕があり、警察は横山容疑者が自殺を図ったとみている。

横山容疑者は事件後、入院していたが、容態が回復したとして、警察は28日、横山容疑者を回転式けん銃1丁と実弾数発を違法に所持していた銃刀法違反の疑いで逮捕した。

警察は、けん銃の入手経路などについても詳しく調べている。
スタートアップ企業のビジネスプランを審査する「愛媛グローカル・フロンティア(EGF)アワード」で、サイクリスト向け複合施設を提案した、わっか(愛媛県今治市)が最優秀賞に決まった。同社を含む9事業者が優秀賞、奨励賞などを受賞。県や創業サポーターの金融機関・企業などは今後、各社の資金調達や事業の立ち上げを支援していく。
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ビジネスプラン審査で最優秀賞に決まったわっかの村上あらし社長(前列中央)ら受賞者
EGFアワードには、県内外から85件の応募があり、書類審査を通過した9事業者が26日、松山市内でプレゼンテーションを行い、プランの斬新さや将来性を競った。
最優秀賞のわっかは、村上あらし社長(43)が昨年に設立。しまなみ海道のほぼ中間点に位置する大三島で、サイクリスト向けの休憩、宿泊、食事、シャワー、洗濯などの複合施設を計画している。19年8月に開業の予定。人の移送のための船舶や車両も備える。
優秀賞には2件が決定し、このうち同県大洲市のSTILLLIFEは、19年度から古民家を活用し、画家などが創作活動に使える場と民泊施設を営む。もう1件は松山市のアロマ・ケアサロンひまわりで、かんきつと森林素材をブレンドしたアロマオイルを19年12月に商品化する計画だ。
私立松山聖陵高(松山市)は28日、春の選抜高校野球大会に出場する野球部の男性監督(37)が部員の頭を小突く映像が動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開されていると明らかにした。監督は同校の調査に「厳しい指導を反省する。今後は説諭する指導をしたい」と話したという。
同校によると、動画は昨年9月ごろ、松山市内の野球部宿舎で撮影されたとみられ、監督が1年生部員の顔をつかみ、頭を壁にぶつける様子が写っている。生活態度について注意していたとみられる。春の大会出場が決まった25日の夜、ツイッターに投稿された。
同校は26日午前、動画を確認し、監督に聞き取り調査した。動画の削除依頼や投稿者の特定はせず、動画に写っていた部員への聞き取りもしない方針。県高野連には28日、報告した。
渡部正治校長は「暴力ではなく、指導の一環だ。ルール違反を繰り返す生徒への最も厳しい指導と捉えており、処分は高野連の判断に委ねる」と話しており、監督は野球部の指導を続けるという。