• トップページ

わいせつ等事件簿 | 松山聖陵野球部で体罰か 校長は「指導の一環だ」

松山聖陵野球部で体罰か 校長は「指導の一環だ」

2019/01/29 08:21

私立松山聖陵高(松山市)は28日、春の選抜高校野球大会に出場する野球部の男性監督(37)が部員の頭を小突く映像が動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開されていると明らかにした。監督は同校の調査に「厳しい指導を反省する。今後は説諭する指導をしたい」と話したという。
同校によると、動画は昨年9月ごろ、松山市内の野球部宿舎で撮影されたとみられ、監督が1年生部員の顔をつかみ、頭を壁にぶつける様子が写っている。生活態度について注意していたとみられる。春の大会出場が決まった25日の夜、ツイッターに投稿された。
同校は26日午前、動画を確認し、監督に聞き取り調査した。動画の削除依頼や投稿者の特定はせず、動画に写っていた部員への聞き取りもしない方針。県高野連には28日、報告した。
渡部正治校長は「暴力ではなく、指導の一環だ。ルール違反を繰り返す生徒への最も厳しい指導と捉えており、処分は高野連の判断に委ねる」と話しており、監督は野球部の指導を続けるという。

This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.