わいせつ等事件簿

秋田県警は25日、東京の地下鉄の車内で女性を盗撮したとして、鹿角署の20代男性巡査を停職1カ月の懲戒処分にした。巡査は同日付で依願退職した。
 県警監察課によると、巡査は3日午前11時ごろ、東京メトロ丸ノ内線四ツ谷-赤坂見附間で、17歳女性のスカート内をスマートフォンのカメラで盗撮したとして、都迷惑防止条例違反の疑いで同日、警視庁麹町(こうじまち)署に逮捕された。18日に罰金30万円の略式命令を受けた。
 県警の調査で、巡査の自宅パソコンから約100件の盗撮動画が見つかった。
 県警は「今回は処分の広報で、本人のプライバシー保護の必要がある。(逮捕した)警視庁も広報していない」(坂本幸一首席監察官)として、巡査の所属や氏名、認否を明らかにしていない。
三重県警鈴鹿署は25日、女性のスカート内をスマートフォンで盗撮したとして、県迷惑防止条例違反の疑いで、県津建設事務所の前川典久容疑者(47)=同県鈴鹿市=を現行犯逮捕した。
 逮捕容疑は、同日午前7時50分ごろ、鈴鹿市の近鉄名古屋線白子駅のエスカレーターで、同市の女性(40)のスカート内をスマートフォンで動画撮影したとしている。
 鈴鹿署によると、被害を受けた女性が「痴漢」と叫び、近くの男性が110番、駆け付けた同署員が逮捕した。
 三重県人事課は「県民の信頼を損なうこととなり、深くおわび申し上げます」とコメントを出した。
女性客の盗撮を繰り返していたとして銭湯経営者が逮捕された。

 警視庁によると逮捕されたのは、東京・杉並区の銭湯「平和湯」の経営者・西村芳弘容疑者で、去年から今年にかけて自分が経営する銭湯の女湯でスマートフォンを使い、約50回にわたり女性客を撮影した疑いがもたれている。

 西村容疑者は従業員が使う出入り口の小窓から盗撮を繰り返していて、調べに対し、「若い女性の裸に興味があり性欲を満たすためだった」と容疑を認めているという。
香川県善通寺市にある国立病院機構の医療センターに勤務する32歳の小児科医が、入院していた5歳の女の子にわいせつな行為をしたとして逮捕されました。
逮捕されたのは香川県善通寺市にある国立病院機構「四国こどもとおとなの医療センター」の小児科の医師、井川雅崇容疑者(32)です。

警察によりますと、井川容疑者は先月24日、感染症で入院していた徳島県の5歳の女の子にわいせつな行為をしたとして強制わいせつの疑いが持たれています。

井川容疑者は女の子の主治医を務め、当時は小児病棟の個室で2人きりだったということで、女の子が父親に被害を訴え、病院が警察に届け出ていたということです。

井川容疑者は、去年4月からこの病院に勤務していて、警察によりますと調べに対し「間違いありません」と容疑を認めているということです。警察が詳しいいきさつを調べています。