わいせつ等事件簿

新型コロナウイルス感染拡大による学校の臨時休業で行き場のなくなった給食用の野菜を有効活用しようと、JA松山市は学校給食会から購入した野菜を市民に無料配布した。

9日午前、JA松山市石井支所には野菜の無料配布を待つ市民の長い列が出来た。無料配布された野菜は、JA松山市が松山市学校給食会から買い取ったもので、学校給食で使われなかった食材は廃棄される可能性があった。

JA松山市では地域住民に役立ててもらうと共に地元産の農産物をアピールしようと、買い取った野菜を有料での販売とせず無料配布することにした。

9日配布された野菜は、キャベツおよそ600個、じゃがいもおよそ2000個で、わずか30分ほどでなくなった。JA松山市は、あわせて4.3トンの学校給食用野菜を購入しており、無料配布は11日も、JA松山市浮穴支所など市内7支所で実施される。
愛媛県立宇和島水産高校(宇和島市)と大手回転ずしチェーン「くら寿司」(堺市)が、サバ缶を共同開発した。その名も「青春のさば缶」(180グラム、税込み213円)。1600缶限定で、「サバの日」の3月8日に発売する。県内では、くら寿司が運営する「無添くら寿司」5店舗(伊予松前店、伊予西条店、松山枝松店、松山宮西店、今治店)で買える。
 くら寿司によると、共同開発は2018年秋にスタート。くら寿司側が提供したサバを、生徒たちが学校内で加工した。缶詰には、商品価値が付きにくい1匹200グラム以下の小型のサバを利用。淡泊な味を補うため、ニンニクを利かせてオリーブオイル仕立てにした。そのまま食べても、パスタなどの具材に使ってもおいしいという。
 くら寿司は、各地の漁港から定置網で捕れた魚を丸ごと買い上げる「一船買い」に取り組む。今回の缶詰に使ったサバは魚島(上島町)産
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、不特定多数が利用する愛媛県や市町の図書館も感染防止対策を講じている。利用者が減少傾向の施設もあり、先が見えない中で不安を募らせている。
松山市は6日、市内で初めて新型コロナウイルス感染者と確認された30代女性会社員の濃厚接触者24人と、市急患医療センター(同市萱町6丁目)で女性を診療した医師1人、看護師1人のウイルス検査を実施した結果、26人全員が陰性だったと発表した。感染源については「(関係者らに)現時点で聞き取れる範囲は全て聞いた」とした上で「不明」と説明している。
 市によると、5日午前までに26人から検体を採取。県立衛生環境研究所(同市)の迅速検査で22人が陰性となり、4人分を確認検査に回した。5日深夜に県からいずれも陰性と報告を受けた。
 女性会社員の夫は18日まで、濃厚接触者の同僚は11日まで自宅待機する。医師と看護師は出勤している。感染が確認された女性の容体について市は、倦怠(けんたい)感は残っているものの5日までに熱は37度5分未満に下がったとした。
 6日朝に会見した野志克仁市長は、経済への影響を抑えるため、予備費などで対策を検討すると表明。「職場内での感染源は特定されていない。現時点では市内で感染拡大は見られないと判断している。これ以上の調査予定はないが、新しい情報があればしっかりと調査する」と述べた。
 市は5日段階で濃厚接触者を25人としていたが、医師と看護師は2月26日夜に同センターで女性を診療した際に防護策を講じていたため除外し、新たに同僚1人を追加し24人(夫と同僚23人)とした。追加の1人は女性と同じビルには常駐していないが、ビルに出入りし女性と接触があった。

 
臨時休校で子供たちのお昼の準備もままならない共働き世帯に支援の動きです。立ち上がったのは地元今治で長年愛されているうどん店です。

得得うどん大西店・中西裕二オーナー「こういう緊急事態ですので、今こそ本当に恩返しできる時かなと思いまして」

今治市のうどん店のオーナー中西裕二さん(45)が始めたのは、臨時休校になった小中学生たちに無料で昼食を届けるサービス。オープン以来21年に渡り地元の人たちに支えられてきた恩返しだと語ります。

麺類は伸びるため提供するのは全てどんぶりもの。注文があった18人分の子供たちのため心を込めて調理します。