わいせつ等事件簿

温州ミカンと中晩柑類を合わせた2017年産のかんきつ収穫量で愛媛県が44年連続の日本一となった。

県によると、温州ミカンと中晩柑類を合わせた2017年産の県内のかんきつの収穫量は、20万6788トン。温州ミカンが裏年だったことから前の年より3.8パーセント減少したものの全国1位を守ったという。国の統計調査で確認できる1974年以降44年連続の日本一となる。

愛媛県は、温州ミカンの生産量は和歌山県に次いで2位だったが、全国で100トン以上の収穫量があるかんきつ50品目のうち、紅まどんなや甘平、せとか、いよかんなど14品目で日本一となっている。
県農産園芸課は「西日本豪雨からの復興支援を第一に進めながら、生産・販売面でのサポートを継続し全国1位を堅持したい」と話している。
松山と東京を結ぶJR四国バスの高速夜行バスは1日夜の下り便を最後に運行が休止されます。

運行を休止するのはJR四国バスの高速夜行バス『ドリーム松山号』。

松山発東京行きは2月29日夜が最後の出発となりました。

『ドリーム松山号』は1990年から松山~東京間を運行してきましたが、利用者の減少やLCC格安航空会社との価格競争などで赤字が続き、運行の休止を決めました。

利用者「記念すべき名残惜しい最後の乗車になるので、しっかり乗って帰ろうと思います」

1日夜の東京発の下り便が最後の運行になります。
愛媛県は2日、同県愛南町の40代女性が新型コロナウイルスに感染したと発表した。複数の感染者が確認された大阪市のライブハウスを訪れていた。一緒にいた高知市の友人も、既に感染が確認されている。女性は現段階で症状はないという。愛媛県内での感染確認は初めて。伊予銀行によると、女性は同行行員で同日午後発表する。

 愛媛県によると、女性は高知市の友人から陽性反応が出たと聞き、2月29日に帰国者・接触者相談センターに連絡した。3月1日に検査して入院し、2日に陽性と判明した。同居の家族2人は陰性だった。女性は2月15日にライブハウスのコンサートに参加し、16日に高速バスで戻った。21~23日には松山空港から飛行機を利用して関東へ旅行した。バスや機内ではマスクを着用していたという。

 17~20日と25~28日には愛南町内の職場に出勤したが、25日からはマスクをつけていたという。同僚23人中21人は陰性。他の2人は確定検査の結果を待っている。
国内で新型コロナウイルスの感染が広がる中、愛媛県立衛生環境研究所(松山市)が実施したウイルスの簡易検査で、南予の40代女性会社員から採取した検体に陽性反応が出たことが1日、関係者の話で分かった。女性にせきや発熱といった症状はなく、県は精密検査を行い陽性か陰性かの確認を進めている。精密検査で陽性と判定されれば、県内初の感染者となり、県は2日にも会見で説明する方針。
 複数の県関係者によると、女性会社員は2月15日、新型コロナウイルスに感染した高知市の30代の女性看護師や大阪府の40代の男性が行っていた大阪市のライブハウスを訪れていたという。この情報を受け、宇和島保健所が濃厚接触者として検体を採取し県衛研に送ったほか、家族らに症状の有無などを聞き取っている。
「ふるさと納税」の納税(寄付)額が各地で増えている。2018年度の県内市町別ランキング1位の八幡浜市、2位の今治市とも、19年度は12月末の時点で年間の最高額を更新した。両市とも3月補正予算に返礼品やポータルサイト委託料などの不足額を計上する。利用件数、額とも全国的に増えていることに加え、豪華返礼品で多額の税を集めた大阪府泉佐野市など4市町が昨年6月からの新制度で除外された影響があるとみられる。【松倉展人】
 19年度のふるさと納税額は12月末の時点で八幡浜市が約6億3500万円。今治市は約5億8000万円。過去最高額は八幡浜約5億1092万円、今治約5億2350万円だった。19年度いっぱいでは、八幡浜が約7億4000万円、今治は約6億4000万円を見込んでいる。
 主な返礼品は八幡浜が柑橘(かんきつ)、今治が今治タオルと柑橘で、返礼品とサイト委託料の支払いのため補正予算として八幡浜が約1億3000万円、今治は約3800万円を3月議会に提案することにしている。