わいせつ等事件簿

被害があったのは八幡浜市の新町商店街。500メートルにわたって商店街のアーケードの両サイドに掲げられていた31本のノボリが、何者かによって折られているのが26日未明、見つかった。 被害を発見し通報した楽器店経営の梶田耕志さんの話から、犯行は26日午前0時から1時すぎまでのおよそ1時間の間に行われたものとみられる。 新町商店街では、2017年以降、「黒い商店街」を打ち出し“黒”をキーワードに町おこしに取り組んでいた。折られたノボリは全て「黒い商店街」と書かれたものだった。 定着し始めた商店街の取り組みの腰を折るような今回の事件について梶田さんは「こういうことが起きると腹も立つので逆に、取り組みを大いに盛り上げていきたい」と話していた。 商店街の振興組合は26日、八幡浜警察署に被害届を提出、警察は器物損壊事件として捜査を始めた。

北村地方創生担当相が27日に愛媛を訪れ、西条市や松山市などで地域活性化の取り組みを視察しました。 愛媛を訪れたのは北村誠吾地方創生担当相です。まず向かったのは若者が住みたい田舎ランキングで全国1位になるなど、移住の促進に熱心な西条市。移住してきた若手起業家らの交流拠点を視察しました。意見交換では「外の人が地方を興すことに意義がある」などと励ましの声を送ったということです。
27日朝、松山市の市道で車が高齢の男性をはね、その場から立ち去った。男性は大ケガをしており、警察は、ひき逃げ事件として捜査している。 警察によると27日午前6時40分ごろ松山市和泉北3丁目の市道で歩いていたとみられる松山市小栗6丁目の河端義雄さん(70)を車がはねて、そのまま走り去ったという。河端さんは、骨盤を折るなどの大ケガをした。 警察は、目撃者の証言から河端さんをはねたのは、軽乗用車かコンパクトカーとみていて、周辺の防犯カメラを調べるなど、ひき逃げ事件として車の行方を追っている。
6月下旬、新居浜市内でベトナム国籍の男性技能実習生(31)が東南アジア系の複数の男に切り付けられて車で連れ去られ、現金を奪われた事件で、新居浜署は26日、強盗致傷の疑いでベトナム国籍の広島県東広島市志和町志和西、技能実習生ヴォー・ディン・チン容疑者(25)を逮捕した。
台風のシーズンを前に河川の氾濫や水難事故を想定した訓練が西条市で行われた。 西条市の加茂川で行われた訓練には県警の機動隊員が参加した。訓練は、川が急に増水し中州に人が取り残されたという想定で行われ隊員らは、対岸まで張ったロープを伝い、ゴムボートで救助していた。 また、先月県内で初めて導入された40度の急斜面や川の中でも走行できる高性能救助車の走行訓練も行われ、運転の手順などを確認していた。 県警機動隊の神野洋平警部補は「実際に川で訓練することでいろいろな課題が見つかった。迅速かつ適切な救助ができるよう今後も訓練に取り組んでいく。」などと話していた。 県警機動隊では今後も定期的に実践的な訓練を行い、台風やゲリラ豪雨などに備えていきたいとしている。