わいせつ等事件簿

去年11月、今治市の高齢女性の家に押し入り逮捕された男が、その1カ月前にも同じ女性からキャッシュカードをだまし取っていたとして再逮捕されました。 この事件は去年11月、今治市大浜町の80代の高齢女性の家に男が刃物を持って押し掛け、現金を脅し取ろうとしたもので、今治市波方町樋口の無職・廣瀬賢哉容疑者(40)が強盗未遂の疑いで逮捕されました。 その後の調べで、廣瀬容疑者は、この事件の1カ月前にも同じ被害女性の家を警察官になりすまして訪れ、キャッシュカード2枚をだまし取って現金約150万円を引き出していたことが分かりました。 警察は11日、廣瀬容疑者を詐欺と窃盗の疑いで再逮捕しました。 廣瀬容疑者は詐欺と窃盗について容疑を認めていて、警察は同じ高齢女性を2度狙ったいきさつなどについて調べを進めています。
松山刑務所は、40代の男性受刑者が首を吊って死亡しているのが見つかり、搬送先の病院で死亡したと発表しました。
死亡したのは松山刑務所に収容されていた40代の男性受刑者です。
松山刑務所によりますと、11日、午前5時半ごろ、刑務所内の1人部屋で男性受刑者は部屋着のシャツを使って首を吊った状態でいるのを職員が見つけたということです。
男性受刑者は心肺停止の状態で病院に搬送されましたが、翌日の12日、午後0時半ごろ死亡が確認されました。
松山刑務所では夜間の見回りを15分に1度行っていて、発見の15分前の見回りでは男性受刑者が布団で寝ているのを職員が確認していたということです。部屋からは遺書が見つかっているということで、松山刑務所は男性受刑者が自殺を図ったとみています。
石榑宏成所長は「今後ともいっそう、被収容者の動静視察、心情把握を徹底し、再発防止に努めたい」とコメントしています。

今治市で住宅火災

2022/01/06 10:37

きょう午前、今治市で2階建ての住宅1棟を全焼する火事がありましたが、けが人はいませんでした。
きょう、午前11時すぎ、今治市波止浜3丁目の住宅の「2階から炎が出ている」と近くの住民から消防に通報がありました。
消防車両9台が出動して、火はおよそ3時間後に消し止められましたが、この火事で小田道人司さん(90歳)の2階建ての住宅およそ500平方メートルが全焼しました。
けが人はいませんでした。
1日夜、今治市で住宅1棟が全焼し、焼け跡から1人が遺体で見つかりました。

1日午後8時すぎ、今治市別宮町の横山悦雄さん(73)の住宅から火が出ているのを近くを通りかかった人が見つけ、消防に通報しました。
消防車両6台が出て、火はおよそ1時間半後に消し止められましたが、木造2階建ての住宅およそ160平方メートルが全焼しました。
また、焼け跡から1人が遺体で見つかりました。
警察の調べによりますと横山さんは1人暮らしで、火事のあと連絡が取れないということです。
警察は遺体の身元の確認を進めるとともに火事の原因を調べています。
現場は今治市役所から北西に1キロ余り離れた、住宅や商店が建ち並んでいる地域です。
愛媛県西条市の養鶏場で30日に確認された高病原性鳥インフルエンザの疑い例について、県は31日未明、遺伝子検査で陽性を確認した。県内での感染確認は初めて。県は対策本部を設置し、養鶏場の全14万羽の殺処分を始めた。
 県によると、遺伝子検査で、感染力や致死率が高い、高病原性の疑いのある「H5亜型」の感染が分かった。県は31日未明に対策本部会議を開き、48時間以内に養鶏場の全ての鶏を殺処分することを確認。周辺の養鶏場の鶏や卵について、周囲3キロ圏内は養鶏場外への移動を禁じる「移動制限区域」に、周囲10キロ圏内は区域外への持ち出しを禁じる「搬出制限区域」にした。
 県庁からは防疫活動のため、30日深夜に職員155人が現地に向かった。31日正午までに1万1820羽の処分を終えた。
 また、中村時広知事は31日、県庁で下野六太・農水政務官と面会し、国に対して密閉容器など処分用の資機材の提供と、被害が拡大した場合の自衛隊など、人員支援の準備を要請した。