わいせつ等事件簿

アサヒビールが決定した西条市のビール工場の撤退。 西条市の玉井市長は22日、地元の経済をはじめ、ふるさと納税にも大きな打撃になると危機感を示しました。 西条市・玉井敏久市長: 「ふるさと納税へのアプローチも全国各地からというようなところで、ご寄付を頂く返礼品としてお返しをするということがあったわけですから、ここに対する影響も非常に大きいものがございます」 西条市によりますと、市のふるさと納税の返礼品にアサヒビールの工場で作られた商品を2015年から採用。 昨年度は返礼品の約45%がアルコール類で、ほとんどアサヒビールが占めています。 しかし、アサヒビールは全国の生産拠点見直しを進め、来年1月に西条市の工場の撤退を決定。 返礼品にアサヒビールを使うことが難しくなり、ふるさと納税も大幅に減少する危機感を示しました。 アサヒビールと結んでいる「森林づくり活動協定」は続く見通しで、今後、総務省と相談してビールを返礼品の品目に残せる方法を模索するとしています。 さらに、このビールの生産に使われているのが県営黒瀬ダムの工業用水。 愛媛県によりますと、契約する水の量全体の1割を占め、撤退に伴い年間6200万円の減収になるとしています。
JR四国の観光列車伊予灘ものがたり、去年12月に引退した初代の車両に代わり春から運行を始める新しい車両が、21日公開され た。 香川県のJR四国多度津工場で公開された2代目伊予灘ものがたりは、外装がメタリック加工され、伊予灘の美しい風景がうつりこむ仕掛けとなっている。 JR四国が誕生する前年、1986年にデビューした特急型キハ185系をベースに、2億4千万円の改造費を投じて、去年6月から工事が進められていた。 今回はソファタイプの椅子も用意され、ペアシートとして利用できるようになっている。
愛媛県松山市の銀天街商店街で長年営業してきた「明屋書店松山本店」(同市湊町4丁目)が20日、建物の老朽化のため閉店した。市民らが見守る中、従業員6人が店前で頭を下げ、75年の歴史に幕を下ろした。  明屋書店(松山市)によると、本店は1946年に開店した。本店南側の本社建物(今年3月閉館予定)とともに老朽化が著しく、閉店を決定。本社機能は3月にリニューアルオープンする予定の「中央通店」(同市中央2丁目)に移転する。
19日正午前、今治市で住宅2棟が全焼する火事があり、高齢女性1人が軽いけがをしました。
火事があったのは今治市中寺の仲西右さん(74)の住宅で、19日午前11時50分ごろ、通行人から「火事です」と消防に通報がありました。
火は約1時間後にほぼ消し止められましたが、この火事で木造2階建ての住宅約136平方メートルが全焼したほか、隣接する仲西さん所有の木造平屋建ての空き家約40平方メートルも全焼。
出火当時、住宅には仲西さん夫婦が在宅していて、火事に気付いて避難しましたが、妻(72)が頭に軽い火傷を負いました。
警察と消防が出火の原因を調べています。
老朽化に伴い建て替えが決まっている愛媛県新居浜市の市民文化センター(同市繁本町)について、市が現在地での建設を前提に計画を進める方針を固めたことが18日、明らかになった。市の想定では2022~23年度に構想と計画を策定し、27年度に大ホールを閉館する。早ければ31年度、遅くても33年度の全面オープンを目指す。  市は市役所に近く中心部に立地する現在地と、JR新居浜駅(同市坂井町2丁目)の南側一帯の民有地の2カ所を候補地とし、検討してきた。