わいせつ等事件簿

今年8月、宮城県白石市のキャンプ場で小学校低学年の女の子にわいせつな行為をした罪などに問われている気仙沼市の元職員の男の初公判が仙台地方裁判所で開かれ、男は「わいせつな行為をしようと思っていたわけではない」と起訴内容を否認しました。
不同意性交などの罪に問われているのは、気仙沼児童センターに勤務していた気仙沼市の元職員・小野寺朱生被告(22)です。 起訴状などによりますと、小野寺被告は今年8月、白石市内のキャンプ場で小学校低学年の女の子の下着の中に手を入れて体を触るなどわいせつな行為をした罪に問われています。 仙台地裁で1日、開かれた初公判で、小野寺被告は「わいせつな行為をしようと思っていたわけではない」と話し、弁護側が「下着の中に手を入れて体を触った事実はない」と補足して起訴内容を否認しました。検察の冒頭陳述によりますと、小野寺被告はキャンプのイベントにボランティアとして携わっていて、女の子は参加者の一人だったということです。冒頭陳述で検察側は、「女の子はキャンプの2日目の夜と3日目の朝に被害を受けたと話している」と指摘しました。
勤務先の小学校で女子児童の下半身を撮影したとして強制わいせつの罪で起訴された福山市の小学校教師の男の初公判が1日、広島地裁福山支部で開かれ、男は「間違いありません」と起訴内容を認めました。 起訴状によりますと福山市立の小学校教師鬼嶋良毅被告(50)は2019年11月と12月、当時勤務していた小学校で、女子児童のスカート内に手を入れ下着をずらしデジタルカメラで動画や写真を撮影したなどとして強制わいせつの罪に問われています。 広島地裁福山支部で1日、初公判が開かれ、鬼嶋被告は「間違いありません」と起訴された内容を認めました。 検察は冒頭陳述で鬼嶋被告は自身の性欲を満たすため被害児童の下半身を撮影したいと思い、呼び出した児童を椅子にまたがせた後、スカート内にデジタルカメラを入れ写真や動画を撮影。自身のハードディスクに被害者の名前を連想させる名前をつけて保存していたと述べました。 また検察は被害者が「今回の場所が大半で他の場所でも被害を受けた、盗撮された時にはいつも制服だった、お母さんには言えなかった」などと供述していることを明らかにし、鬼嶋被告に厳しい処罰感情をもっていると述べました。
少女が18歳未満であると知りながら、ホテルでみだらな行為をした疑いで、18歳の男が逮捕されました。 11月30日、青少年健全育成条例違反の疑いで逮捕されたのは、仙台市の無職の男(18)です。 警察によりますと、男は今年8月24日、福島県内に住む少女が18歳未満であることを知りながら、少女に対し、宮城県内のホテルでみだらな行為をした疑いが持たれています。 2人はこの日初めて会ったということです。
県教育委員会は、自宅で女子生徒にわいせつな行為をしたとして、県立高校に勤める26歳の男性教諭を1日、懲戒免職処分にしました。  懲戒免職処分となったのは、水野陽貴教諭(26)です。  県教育局の県立学校人事課によりますと水野教諭はことし4月30日、自宅で、昨年度まで勤務していた県立高校の女子生徒に対し、体を触ったりキスをしたりするなどのわいせつな行為をしました。  女子生徒とは校外行事の引率で知り合い、SNSのアカウントを交換し連絡を取るようになったということです。  水野教諭はわいせつ行為を認めていて、「相手の好意を利用して自分の欲求を満たそうとした。自分の身勝手な行動で被害者をはじめ多くの人に迷惑をかけ申し訳ない」と話しているということです。