わいせつ等事件簿

競技中の女子選手を性的な目的で撮影する「アスリート盗撮」をした罪で広島簡易裁判所は今月8日付けで鹿児島市の男性会社員に罰金30万円の略式命令を出しました。 県迷惑防止条例違反の罪で、略式命令を受けた鹿児島市の会社員の男性(56)は今年5月、広島市西区で行われた高校生の陸上競技大会で10代の女子選手3人を4回にわたり、デジタルカメラで下半身を拡大して撮影したとして先月、逮捕されました。 男性は警察の調べに対して「風呂をのぞくような行為が盗撮で、服の上からは盗撮にはならないと自分に言い聞かせていた」と供述していたということです。 広島区検は今月8日付けで広島簡裁に略式命令を請求し、罰金30万円の略式命令が出ていました。 警察が男性の自宅から押収したハードディスクには、九州や中国地方の陸上大会で撮影されたとみられる3000本以上の動画が残っていて、スマートフォンからは大会情報を調べた形跡も見つかったということです。
大牟田市で自分が勤務する会社の女子更衣室に侵入したとして、51歳の男が4日、逮捕されました。 盗撮目的でカメラを仕掛けていたとみられています。 建造物侵入の疑いで逮捕されたのは、大牟田市歴木の会社員・重富雄一郎容疑者(51)です。 警察によりますと重富容疑者は、8月26日午前5時過ぎに自分が勤めている会社の女子更衣室に盗撮目的で仕掛けておいた小型カメラを回収するために侵入した疑いが持たれています。 前日の25日に、女子社員が更衣室にカメラがあるのを見つけて、警察に相談、防犯カメラを設置しておいたところ、小型カメラを回収に来た重富容疑者が映っていたことから逮捕につながりました。
8月に行われたビーチバレーボール大会の会場に掲げられたポスター。「撲滅!卑劣な盗撮!」と記されています。スポーツ界を取り巻く盗撮問題。青森県内でも対策が取られはじめています。
8月に青森市で開かれたビーチバレーの大会。日本を代表する選手たちの躍動感あふれるプレーに会場が沸きました。ただ、アスリートに向けられるのは純粋な眼差しだけではありません。 ビーチバレーボール 村上めぐみ選手 「試合会場で何を撮影しているってズームにしてお尻だけ撮っている人もいるんですよ。そういう人たちはいやだなと思う選手もたくさんいる」 東京オリンピックに出場した日本代表選手が語る「盗撮被害」。選手たちに無断で撮影された写真や映像がインターネット上に拡散されています。そこには競技やプレーに関するものではなく、性的な意図を持ったものも数多くあります。アスリートを狙う卑劣な行為。競技団体も放置しているわけではありません。
4日、大崎市内のスーパーで女性のスカートの中をスマートフォンで撮影したとして派遣社員の男が逮捕されました。 迷惑行為防止条例違反の疑いで逮捕されたのは、自称 岩手県一関市の33歳の派遣社員の男です。 警察によりますと男は、4日午後7時頃、大崎市古川北稲葉のスーパーで40代女性に近づき、スマートフォンで女性のスカートの中を撮影した疑いが持たれています。
同一の女性隊員に対し胸を触るなどのわいせつな行為をしたとして、陸上自衛隊千僧駐屯地は男性隊員3人を懲戒処分しました。  懲戒処分を受けたのは、いずれも第3後方支援連隊所属の2等陸曹で、34歳と37歳、47歳の男性隊員3人です。  千僧駐屯地によりますと37歳の2等陸曹は2019年9月、駐屯地とは別の演習場で後輩だった女性隊員の胸を2回触ったとされ、聞き取りに対し「性的欲求を満たすためだった」と話しているということです。  また、34歳の2等陸曹は2019年、格闘訓練中に同じ女性隊員の尻を触り、47歳の2等陸曹は2020年、女性隊員に対し自分に抱きつくよう言ったとされます。