わいせつ等事件簿

岐阜県警生活環境課と国際捜査課、北方署は6日、違法に個室ファッションヘルスを営業したとして、本巣郡北方町高屋伊勢田のマッサージ店「ヴィーナス」を摘発し、風営法違反(無届け、禁止地域営業)の疑いで中国籍の経営者の容疑者(54)=同所=と、韓国籍の従業員の容疑者(44)=同=を逮捕した。
 2人の逮捕容疑は、県公安委員会に届け出をせず、昨年12月から今年2月5日までの間、営業が禁止されている同所で個室ファッションヘルスを営み、客に性的サービスを提供した疑い。
 署によると、昨年6月、匿名の男性から「店が性的サービスをしている」と署に通報があり、捜査していた。県警は5日深夜、店を家宅捜索し、証拠品を押収した。
臼杵津久見署の男性巡査部長(30代)が大分市内の商業施設で盗撮行為をしたとして、県警が県迷惑行為防止条例違反の疑いで捜査していることが5日、分かった。女性従業員のスカートの中をスマートフォンで撮影しようとしていたという。県警は容疑が固まり次第、立件、処分する方針。別府署の隠しカメラ事件など2016年から不祥事が相次ぐ県警で、またも汚点が発覚した。
 県警などによると、女性は1月上旬の午後、店内で後をつけてくる不審な男に気付き、店に相談した。通報を受けた県警が捜査に着手し、防犯カメラの映像などから巡査部長の容疑が浮上。スマホでスカートの中を盗撮しようとする姿が確認された。
 巡査部長は取り調べに対し、当時の状況を説明しているという。県警はスマホを解析する一方、他に盗撮行為がなかったのか調べている。
新潟署は5日、自身が代表を務めるアナウンススクールの受講生の体を触ったとして、新潟市西区小針上山、塾講師、小柳実容疑者(70)を準強制わいせつ容疑で逮捕した。
 逮捕容疑は昨年10月26日夜、新潟市中央区の「新潟アナウンススクール」内で、アナウンサーになるために必要な指導と誤信させ、個別指導中だった受講生の20代女性の尻や胸を触ったとしている。同署によると10月に女性から相談があり発覚。小柳容疑者は触ったことは認めたうえで「あくまで指導の一環だった」とわいせつ目的ではなかったと主張しているという。
鳥取署は5日、鳥取市細見の無職中本義正容疑者(71)をわいせつ目的誘拐と強制わいせつの疑いで逮捕し、発表した。強制わいせつの容疑は認めているが、わいせつ目的誘拐の容疑は否認しているという。中本容疑者は地区の民生委員・児童委員を務めている。
 署によると、中本容疑者は1月9日午後3時45分ごろから午後5時ごろにかけて、県東部で県内在住の10代の女子学生を自身の軽乗用車に誘い入れ、車内で無理やり胸をもんだりキスしたりするなどのわいせつ行為をした疑い。女子学生の家族が署に届け出て、発覚した。