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わいせつ等事件簿 | 今治ストラップ 大賞

今治ストラップ 大賞

2018/06/08 13:42

◇全国の自治体対象コンテスト
 ◇渡辺さん図案 瀬戸内海やタオル表現
 自治体職員が首から下げる名札のストラップのデザインを競う「全国シティセールスデザインコンテスト2017」(福井県坂井市主催、内閣府後援)で、今治市の作品が大賞20点の一つに選ばれた。来島海峡大橋や船、自転車の絵などをあしらった。デザインを担当した同市保険年金課の渡辺奈央さん(25)は「好きなデザインで貢献できてよかった。今治の魅力を多くの人に知ってもらいたい」と喜んでいる。(萩原大輔)
 伝統産業の越前織のPRを目的に、坂井市が全国の自治体を対象に実施。ストラップに織り込む「まちの魅力を表すデザイン」を募り、132自治体から420点が寄せられた。同市や越前織関係者らでつくる選定委員会で大賞を選んだ。
 今治市の作品は、瀬戸内海をイメージした青に、白で「サイクリストとタオルと造船のまち」と、オレンジ色で「Imabari」の文字を入れた。最初の「I」は、船のいかりをデザイン化。上下の縁の点線は、タオルの縫い目を表現した。審査では、「まちの売りが一目で分かる」と高い評価を受けたという。
 同コンテストは3回目で、今治市の大賞受賞は2015年度以来2回目。デザインに興味があり、上司に勧められて応募したという渡辺さんは「オレンジ色を目立たせようと、青を濃くするなど工夫した」と話す。

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