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わいせつ等事件簿 | 警察指導「慢心スルー」の末路 サブカルマニア受けは抜群、違法接待の人気「コスプレバー」摘発

警察指導「慢心スルー」の末路 サブカルマニア受けは抜群、違法接待の人気「コスプレバー」摘発

2017/08/24 08:25

アニメやゲームなどサブカルチャーのマニアには人気の店でも、警察は見逃してくれなかった。無許可で女性従業員に客を接待させたとして、大阪・ミナミの繁華街にある人気コスプレバーが7月下旬、大阪府警に摘発された。セーラー服やメイド服といったコスプレをした女性従業員と昼間から明け方まで一緒にゲームやカラオケを楽しめると、常連客らでにぎわっていた。府警は、特定の客と長時間談笑すれば風営法の許可が必要な「接待」に当たるなどと店側を指導したが、従わなかったとして経営者の男(39)の逮捕に踏み切った。ミナミや日本橋界隈(かいわい)で同様のバーやメイドカフェなど計26店を経営し、〝サブカル飲食業界〟では有名な「やり手」だったという男。驕(おご)れる者は久しからず-。摘発後、男が手がけた多くの店は閉店や休業に追い込まれた。

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