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わいせつ等事件簿 | 乱交パーティを主催、売春防止法違反の罪に問われた男の初公判、検察「善良な風俗を著しく害した」

乱交パーティを主催、売春防止法違反の罪に問われた男の初公判、検察「善良な風俗を著しく害した」

2023/08/03 07:25

ネット上で参加者を募り、いわゆる”乱交パーティ”を主催したとして売春防止法違反の罪に問われた50代の男の初公判が開かれ、男は起訴内容を認めました。  起訴状によりますと、名古屋市昭和区の自営業、谷晃聡被告は2021年7月から1年半の間、3人の女性に対して売春をさせる契約をし、名古屋市内の複数の高級ホテルなどで、複数の男性を客として引き合わせ、いわゆる”乱交パーティ”をあっせんするなどの売春防止法違反の罪に問われています。  名古屋地裁で行われた1日の初公判で、谷被告は起訴内容を認めました。  売春契約をした女性3人について、谷被告は「コロナの影響でエステサロンの客が減り賃料の支払いができない人」や「母子家庭で高齢の親の介護費用が賄えない人」だったとして1回につき5万~10万円を渡していたということです。  谷被告は、参加した男性から1人につき1万~1万5千円の費用を集めそれぞれ女性に分配していたほか、会場となるホテルの予約費用や打ち上げの食事代などに充てていて、経費の一部を被告が負担するなど利益はなかったとみられています。
名古屋地裁
 裁判で谷被告は、管理していた”乱交サークル”について「過去に2度ほど参加したが、行為よりもそのあとの食事会で談笑するのが楽しかった」「静岡県に住む前の管理者がコロナで名古屋に来られなくなり100万円を支払って引き継いだ」と話しました。

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