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わいせつ等事件簿 | 小学校職員 “落書き”の動機は「校長に恥をかかせようと…」

小学校職員 “落書き”の動機は「校長に恥をかかせようと…」

2021/06/04 07:06

愛媛県松山市の住宅の壁に落書きをしたとして建造物損壊の罪に問われている小学校の事務職員の男の初公判が開かれ、検察側は動機について、「当時の校長に恥をかかせるためだった」と指摘しました。  建造物損壊の罪に問われているのは松山市桑原に住む湯山小学校の事務職員、吉金謙作被告42歳です。起訴状などによりますと吉金被告は今年4月、松山市志津川町にある住宅の壁に黒いペンキを使って「命令」などの文字を落書きしたということです。 松山地裁で開かれた初公判で、吉金被告は起訴内容を認めました。その後の冒頭陳述で検察側は「前に勤めていた小学校の校長から勤務態度について指導され恨みを募らせた」と指摘。今年2月以降、この校長の自宅の塀や車などに落書きを繰り返していたことも明らかにしました。 また起訴された事件の犯行日は小学校の入学式の日で、「校長を動揺させ入学式の挨拶に失敗し恥をかかせようと、あえて隣の住宅の壁に落書きをした」などと述べました。裁判は来月12日に結審する予定です。

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