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わいせつ等事件簿 | 四国中央市官製談合事件 「予定価格」事前に教えた市職員の男に執行猶予付き有罪判決

四国中央市官製談合事件 「予定価格」事前に教えた市職員の男に執行猶予付き有罪判決

2021/05/09 08:36

四国中央市発注の工事を巡る官製談合事件で、松山地方裁判所は7日、市職員の男に執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。

判決などによりますと、四国中央市の元農林水産課主査・塩田聡被告(34)は、去年6月に市が発注した防波堤工事の入札を巡り上司の三鍋久司被告(51)と共謀し、秘密事項の「予定価格」を建設会社の元社長・三好正忠被告(48)に事前に教え、工事を落札させました。

7日の判決公判で松山地裁の楠真由子裁判官は「市議会議員の名前まで出され、拒絶をためらう心情も理解できる」としつつも「社会の信頼を大きく損い、許されるものではない」などとして、懲役1年2カ月・執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。

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