JR四国は愛媛県今治市に宿泊特化型ホテル「JRクレメントイン今治」を建設する。JRグループが共同で取り組む大型観光企画「デスティネーションキャンペーン（DC）」が四国で開催される2021年秋の開業を予定する。今治市と広島県尾道市を結ぶ瀬戸内しまなみ海道はサイクリングの人気が高く、サイクリストへのおもてなしを検討する。
JR四国は今治駅前に宿泊特化型ホテルを建てる（外観イメージ）
JR今治駅前に宿泊特化型ホテルを建てる。8階建ての延べ床面積は約2700平方メートルで、約120室を計画する。投資額は数億円とみている。年3万5千人の利用を見込み、売上高は年2億5千万円を目指す。
しまなみ海道サイクリングロードは、国のナショナルサイクルルートに選ばれ、訪日客の増加が期待されている。JR四国はサイクリストの専用ロッカーを設けるなどして宿泊客を獲得する。

第７０回愛媛駅伝競走・第１６回駅伝選手権大会（愛媛陸上競技協会、愛媛新聞社主催、愛媛銀行特別協賛）が２６日、今治市と松山市を結ぶ国道１９６号を中心としたコースで行われ、計４６チーム（男子３４、女子１２）が愛媛ナンバーワンを競った。
　午前１０時の男子スタート時は気温１０．８度、薄曇りの穏やかな天候。選手たちは沿道から「ファイト！」などと温かい声援を受け、白熱したレースを展開していた。
　男子（７区間、４６．１キロ）は新居浜東高が２時間２１分３秒で、女子（５区間、１７キロ）は愛媛銀行が５６分４６秒でそれぞれ初の栄冠に輝いた