わいせつ等事件簿

愛媛県にある伊方原子力発電所3号機で、プルトニウムとウランを混ぜた使用済みの「MOX」燃料の取り出しが、国内の商業用の原発として初めて始まりました。
伊方原発3号機では、先月下旬から定期検査が始まり、原子炉に格納されている157体の核燃料を取り出す作業などが行われます。

中にはプルトニウムとウランを混ぜた「MOX燃料」も16体含まれていて、国内の商業用原発で使用済みの「MOX」燃料が取り出されるのは初めてだということです。
14日、伊方原発では原子炉から取り出され、「使用済み燃料ピット」という大型のプールに移された「MOX燃料」が報道関係者に公開されました。

使用済みのMOX燃料の取り出しは、16日までに完了する見通しですが、プールで保管したあと持っていく場所は、現在は決まっていないということです。

また原子炉には、新たなMOX燃料5体が入れられますが、こうした作業はことし3月に実施されるということです。

四国電力は「作業は順調に進んでいる。引き続き、安全第一に進めていきたい」としています。

一方、今回の伊方原発3号機の定期検査では、12日、核分裂反応を抑える制御棒1体が誤って引き抜かれるトラブルが発生していて、四国電力は原因の調査も並行して行っています
12日昼頃、愛媛県今治市と東温市で住宅火災が相次ぎ、
合わせて2人が死亡しました。
警察と消防によりますと、このうち今治市では午前11時50分ごろ、
市内大正町の清掃員・大橋美都子さん(71)の木造2階建て住宅から出火し、
約30平方メートルを全焼するなどしました。

この火事で、焼け跡から同居する息子の誉さん(43)の遺体が見つかったほか、
大橋さんも手にやけどを負うなどしました。

一方、その1時間後には、東温市樋口の無職・和田久巳さん(83)の
木造平屋建て住宅から出火し、約320平方メートルを全焼、
焼け跡から1人の遺体が見つかりました。

同居する妻の話から、警察は遺体が和田さんとみて確認を進めています。
愛媛労連などによる新春合同旗開き(実行委員会主催)が10日、松山市三番町5丁目のえひめ共済会館であった。労連の今井正夫議長は米国とイランの対立に触れ「安倍政権は自衛隊の中東派遣を推し進めようとしている。軍事的緊張が高まっている中、自衛隊派遣ではなく憲法9条に基づいた平和的外交に力を尽くすべきだ」と訴えた。