わいせつ等事件簿

高知龍馬空港で業務中に乗客の下着などを盗んだ罪に問われている男の裁判が1月11日に高知地裁で開かれ、地裁は懲役1年の有罪判決を言い渡しました。 窃盗の罪に問われていたのは、香美市土佐山田町の元とさでん交通社員・時久哲一被告(29歳)です。起訴内容などによりますと、時久被告は去年8月から9月にかけて合わせて3回、勤務していた高知龍馬空港の手荷物仕分け場で乗客のスーツケースから下着や衣類などを抜き取って盗んだ罪に問われていました。 11日に高知地裁で開かれた判決公判で鈴木美香裁判官は、「女性の衣服の匂いを嗅いで性的な欲求を満たしたいという身勝手な動機に酌むべき点はなく、空港の作業員の立場を利用して犯行に及んだのは悪質だ」と指摘。また、被告が2022年10月にも別の勤務先で同僚の下着を盗み、執行猶予期間中の犯行であったことを踏まえ、「常習的な犯行の一環であるとうかがわれ、強い非難に値する」と指摘しました。 一方で、被告は事実を認め、自身の性的衝動を治療するために病院に通い更生の意欲を示しているなどとして、時久被告に懲役1年、このうちの3か月については2年間執行を猶予し、その間は保護観察を付ける判決を言い渡しました。
女性のスカートの中を盗撮した罪などに問われた元警察官の男に対して、高松地裁観音寺支部は懲役8カ月の実刑判決を言い渡しました。
 性的姿態等撮影などの罪で判決を受けたのは、香川県警の元警察官の男(45)です。  判決によりますと、被告は2023年8月、香川県三豊市のスーパーで、サンダルの中に隠したスマートフォンで女性のスカートの中を盗撮するなどしました。  被告のスマホには2020年から2023年にかけて撮影された1000件を超える盗撮動画や画像が保存されていたということです。
先月、山形市の路上で、わいせつ目的で女性に抱きついたとして逮捕・起訴された山形市の消防士の男(32)が懲戒免職処分を受けました。 懲戒免職処分を受けたのは、山形市消防本部東消防署の消防副士長の男(32)です。 男は先月6日の午後10時半ごろ、山形市の路上で、歩いていた20代の女性にわいせつ目的で背後から抱きつくなどした不同意わいせつ未遂の疑いで逮捕され、その後、起訴されています。 当時、女性が大声を上げたため、男はその場から逃走。女性にけがはありませんでした。
女性に声をかけて無理やり下半身を触ろうとしたとして、強制わいせつ未遂罪に問われた熊本県荒尾市、同県玉名市立中学校教諭の被告(47)(起訴休職)の判決が10日、熊本地裁であり、平島正道裁判長は懲役2年、執行猶予4年(求刑・懲役2年)を言い渡した。
 判決によると、被告は2022年12月29日、熊本市中央区花畑町で20歳代の女性の右肩を左手で押さえつけ、スカートの上から下腹部を触るなどの暴行を加え、わいせつ行為をしようとした。
 被告側はふらついていた女性に寄り添って歩いたとして無罪を主張していた。平島裁判長は「嫌がって離れようとする女性につきまとい性的関心が高かった。身勝手で悪質な犯行」と退け、未遂事案だったなどとして刑を猶予した。
愛知県岡崎市のレンタルスタジオで女子高校生をコスプレ姿にさせ撮影した際、 体を触るなどしたとして無職の男が逮捕されました。
捕されたのは西尾市の無職、鈴木竜馬容疑者(57)です。 鈴木容疑者は11日、岡崎市の集合住宅内にあるレンタルスタジオのような場所で、高校2年の女子高校生(16)に体を触るなどのわいせつな行為をした疑いがもたれています。 女子高校生の関係者から警察に通報があり、事件が発覚。警察によりますと、鈴木容疑者は女子高校生のコスプレ姿を撮影中に体を触ったということですが、 調べに対し、「間違ったところがあります」と容疑を否認しています