店長ブログ

肉眼では見えない部分の高画質写真や、分かりやすい解説文をタブレット端末で見ながら、国宝の「伊予(いよの)国奈良原山経塚(くにならはらやまきょうづか)出土品」をより深く理解する展示が今治市玉川町大野の市玉川近代美術館で始まった。5月6日まで。
 出土品は経文を納めた精巧な銅宝塔▽銅経筒▽檜扇(ひおうぎ)▽椀形(わんがた)土器--など26点。平安時代後期(12世紀)に埋納されたと推測され、1934年に同市玉川町の楢原山(ならばらさん)(1041メートル)山頂の神社の境内を雨乞い祈とうのため清掃中、偶然見つかった。
 館は春秋の年2回、出土品を公開しており、今回からタブレット端末での解説を加えた。文化庁の支援事業で同館や市大三島美術館が開発した独自ソフトで解説を提供し、端末13台を来館者に無料で貸し出す。

烏帽子姿の人物が確認できる檜扇の高画質写真=愛媛・今治市玉川近代美術館提供
 高さ71・5センチの銅宝塔の胴体(塔身)には線刻で梵字(ぼんじ)(サンスクリット文字)の曼荼羅(まんだら)「種子(しゅじ)曼荼羅」が刻まれており、肉眼では見えない細部もタブレット上で自由に拡大して確認できる。また、埋納されていた檜扇の表面には烏帽子(えぼし)姿の人物が描かれているが、端末上の高画質画像、X線写真で表情まで詳しく分かる。
 館の藤原敏子学芸員は「出土品は仏教文化を後世に伝えるタイムカプセル。実物と合わせ、さまざまな角度から鑑賞できます」と利用を呼びかけている。
 一般500円、学生250円。高校生以下無料。4月23日と5月1日は休館。問い合わせは同館(0898・55・2738)。【松倉展人】
西条市の丹原高校に今春、県内初のスポーツクライミング部が誕生した。1年生の男子4人が入部し、愛媛国体のクライミング競技会場として市が整備した「石鎚クライミングパークSAIJO」(同市氷見)などを拠点に練習に励んでいる。「楽しみながら強くなる」を合言葉に、国体出場の夢を追い始めた。
 県教育委員会によると、県内の高校の所属で大会に出場する選手はいるが、公式の部活動はこれまでなかった。市がクライミングパークの活用促進を模索していたところ、新しい部活を立ち上げようとしていた丹原高が手を挙げた。
 部員がそろって初めての練習があった17日。真っ先に登り始めた主将の加地未来さん(15)は「上達が実感できるのがうれしくて、毎日ジムに通うほどのめり込んでいた」と、競技に出合った昨年の夏を振り返った。部の新設の話を耳にし、四国中央市の自宅から電車で約1時間かかる丹原高への進学を迷わず決めたという。
 東京五輪の正式種目として注目度が高まる中、興味を持ったという初心者の2人もルールを確認し、すぐに壁へ向かった。悩みながらも、最も簡単なコースを難なく登りきり笑顔をみせた。
 学校側は校内に幅1・8メートル、高さ3メートルの簡易式の壁2組を整備した。課題だった指導面は、国体出場経験を持つ松本雄太郎さん(29)が引き受けた。愛媛大フリークライミング部の出身で、今春から市職員として働く。市山岳協会の藤村和久さんもサポートする。
 当面の目標は高校生の公式大会である国体や高校生選手権だ。愛媛国体に向けた選手育成の成果もあり、県内のジュニア選手の成長は著しく、全国大会の上位入賞者もいる。松本さんは「高校から始めた強い選手もいる。いずれは全国や世界で活躍する選手、その先には五輪選手を出したい」と展望を語る。
 市内では2015年設立の「市クライミングクラブ」で小中高校生ら約20人が活動しており、同世代と競技に打ち込める環境にある。加地さんは「国体出場を目指して部の仲間と強くなっていきたい」と力を込めた。
松前町をPRするイメージソングが完成し、21日披露されました。
松前町のイメージソング「まさき色の風」は、町の特産物や観光名所などをPRしようと制作されました。21日の発表会では作詞作曲などを担当した西条市を拠点に活躍するシンガーソングライターレーモンド松屋さんが生歌を披露。
特産のはだか麦やサクラの名所として知られる福徳泉公園などなどが紹介されています。
松前町は今後、町内で開かれるイベントや有線放送などでイメージソングをかけて、町のPRをしたいとしています。