わいせつ等事件簿

高校生に進路実現の参考にしてもらおうとお笑い芸人の友近さん=松山市出身=が15日、今治市伯方町有津の今治西高校伯方分校で講演し、同校と今治北高大三島分校の生徒計約160人に夢をかなえるための心構えなどをアドバイスした。  友近さんは「人生一度きり! とにかくチャレンジ!」と題して登壇。芸人を目指すようになったいきさつや、現在の仕事に対する考え方などを伝えた。  子どもの頃は人前で話すような性格ではなかったが「やりたいことには突き進んでいくタイプだった」と自己分析。カラオケ大会で入賞したり、憧れの芸人にものまねを褒められたりした経験を機に「面白いと思われることに感動を覚え、14歳でお笑いの道に進んでいきたいと決めた」と振り返った。  芸人になってからは「受けるネタではなくやりたいネタをやり続けてきた」と回想。最近は本当にしたい仕事があれば「自分から取りにいくようにしている」と説明した。生徒に対して「したいことがあれば、頭で思うだけではなくぶれずにアピールすることが大事。理解者や賛同者がきっと出てくるはず」と述べた。